3日目
【朝食】黒川温泉 湯本荘 → 高千穂峡(あららぎ駐車場)(ボートは雨で断念…)→ 【昼食】【お土産】道の駅高千穂 → 天岩戸神社 → 天安河原 → 【おやつ】あまてらすの隠れcafe → 夜神楽(高千穂神社)→ 【夕食】居酒屋てんつくてん → 【宿泊】ホテル グレイトフル高千穂
3日目は、いよいよ高千穂へ! 雨でいろいろと予定は狂いましたが、それでもとてもいい旅になりました。そういえば「高千穂」は漫画の「推しの子」にも出てきますね。
1.黒川温泉 湯本荘
朝、露天風呂に入り、朝ごはん。本当は高千穂峡で11時にボートを予約してたんですけど、川の水量が増えていたため早々に中止という告知が出てました。ので、ちょっと予定よりもゆっくり目に湯本荘を出発です。
高千穂峡へ向かう道のりは、阿蘇の風景を見れました。やっぱり不思議な地形で楽しかったです。山なのに木がない起伏が見えているのが不思議なんだなぁ。
謎のエリア
寄れなかったんですけど、高千穂に向かう途中(やまなみハイウェイ)に、植木が動物の形にかたどられた謎パラダイスエリアがありました!
めっちゃ寄りたかったけど、予定が!知ってたら早めに旅館出たのに……。旅行計画しているときに何もひっかからなかったよ~。
おそらく「千羽鶴鹿公園」だと思います! 検索してて見つけたブログリンクしておきますね。
なんか動物とかもおったし、絶対楽しいと思いますよー。
2.高千穂峡
高千穂峡は、手漕ぎボートに乗るべし!ということで、予約していたんですが、連日の大雨で河川が増水してしまいボートは中止に。年間で70日ぐらいはこういうことがあるらしいです。高千穂峡はボートの予約状況や駐車場の空き状況を随時ネットで確認できるので大変便利でした。
高千穂峡の駐車場・貸しボート・貸しボートの予約についてはこちらから
ちなみに予約は、2週間前からネットで出来ます。連休などは2週間前の即日完売にもなりますので、ご利用はご計画的に。
高千穂峡に行くなら、第1駐車場か第2駐車場に止めたいなーとおもいつつも、第2駐車場がいっぱいなら第3駐車場にあらかじめ行った方がいいのかなとかいろいろ考えたんですが、心配しなくても近くまで行くと空き駐車場に誘導してくださいました。さすが、有名観光地。
軽自動車だったからか、運よく第2駐車場に停められました。こちらに停めると、真名井の滝に向かって遊歩道を歩き、また折り返してくるというルートになりますね。
雨のため、どこもかしこも増水していて迫力満点でした。こちらは、カッパとかあった方がよかったかなぁと思います。たくさん観光客さんがいらっしゃるし、遊歩道も狭いところを往復するので、傘だとちょっと邪魔になりそうです。
(ましては、相合傘の傘なんぞ邪魔だし、彼女冷えるし、傘ぐらい買ってあげたらいいのにとか思いました。駐車場の受付で500円ぐらいで売ってました)
3.道の駅高千穂
お昼ご飯は結構遅めになってしまって、道の駅高千穂で食べました。高千穂峡で、雨が降ってる中をだいぶ歩いてかなり濡れたので、タオルを探してたらかわいい刺繡のタオルがあったので購入しました。後で知ったんですけど、障碍者の皆さんが作業所で作られたタオルで、ミシンでプログラムして縫われた刺繍と思っていたところは、すべて一針一針縫われたところでした。きれいさにびっくりします。
あと、今のうちに買っておこうとたくさん宮崎県のお土産を買いました。「マンゴーの卵」とか「マンゴーゼリー」とかです。
4.天岩戸神社
天岩戸神社へ。こちらは「西本宮」と「東本宮」があります。今回は「西本宮」のみ行きましたが、「東本宮」は車を止めた第2駐車場のすぐそばで、どちらも徒歩圏内になるので、どちらも回られたほうがよいのかなと思いました。
「西本宮」は、30分おきに、神職の方によるご神体の「天岩戸」を見られる案内があります。待合の場所に集合するだけですので、ぜひ参加してもらえたらと思います。
5.天安河原
天岩戸神社から、少し歩いたところにあるのが天安河原。天岩戸に天照大神がお隠れになったときに、神様が集まって「どうするー?」って相談した河原らしいです。
あとで知ったんですけど、結構なパワースポットらしいです。雨でそれどころじゃなかったのですが、確かに河原に石が積まれた風景は、なかなか不思議な気持ちにはなりました。
6.あまてらすの隠れcafe
少し休憩ということで「天岩戸神社」と「天安河原」の間にあるカフェ「あまてらすの隠れcafe」に寄りました。
こちらで、「宮崎県と言えばマンゴー」という一心で、マンゴーソフトをいただきました。
川に面したテラスでいただけましたが、混雑時店内の椅子は、ごはん系を注文された方が優先とのことですので、時間によっては注意かもです。
ふと、観光地のアルバイトの若い人で、とっても愛想のいい人はまれなのかもなぁと思いました。1度しか来なさそうな客だしってのもあるかもですけど、旅先で愛想の良い店員さんいると、結構旅のテンション変わるというか、重要だなぁと思いました。私は観光産業にかかわってはいませんが、観光地には住んでるので、旅の人には親切にしようなんて思いましたよ。
7.夜神楽(高千穂神社神楽殿)
さて、いったんホテルにチェックインして、20時からの夜神楽に備えます。
高千穂の夜神楽というのは、11月中旬から2月上旬にかけて、神楽宿に指定されたところで夜通しかけて三十三番の神楽を舞う神事です。それをシーズンにかかわらず毎晩高千穂神社の神楽殿で、代表的な4つの神楽を1時間ぐらいで見れるようにしてくださっています。毎晩ですよ。しかも、神楽を舞う人、演奏する人って、それが職業ではなくて他にちゃんと職業を持っておられる方ばかりなんですよ。16地区の人たちがかわるがわるってことですが、すごいことだなと思います。
夜神楽は30日前から予約が可能です。参加人数に制限があるので、予約されることをお勧めします。
あと、参加してみて思ったんですけど、座布団とかは用意されておらず、畳にじかに座りますので、腰や足の悪い方は、座布団等を持参されたほうが良いかなと思いました。宿によっては夜神楽の送迎などもあり、座布団とかも貸してくれるのではないかと思います(宿の名前が書いてある座布団をお持ちの方々がいらっしゃったので)。
夜神楽、これ、よかったですー!!
なかなか体験できないことでしたし、特に最後の演目は、お客様巻き込んで、なかなか楽しい演目でした。最後の演目は「御神体(ごしんたい)の舞」と言って、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が仲良くお酒を造って飲んで……とという国造りの舞なのですが、この途中にお客様にちょっかいを出したりと……「ああ、日本の神様っぽい」と思うような内容で、楽しかったです。(カメラ向けてたら「ピース」する伊邪那岐命がかわいかったな)
舞台の四方を囲む「彫物」がとても興味深かったです。方角と四季を表しているらしいです。
あとは、やたらと緑と赤の紙垂が気になりましたが、これは緑が「水の神様と天上界」、赤が「火の神様と大地」を表しているらしいです。
あと、しめ縄が「3」「5」「7」で分けられているのも特徴かも。
8.居酒屋てんつくてん
さて、いったんホテルに戻って、晩御飯を食べに行きます。高千穂は夜ご飯を食べるところがあまりないとは聞いてたので、いざとなればコンビニ(高千穂唯一のコンビニがあるホテルに泊まったのでした)で何か買えばいいかと、とりあえず徒歩で街に繰り出しました。
街には、「推しの子」にも出てきた看板のモデルがありましたよー。
2つぐらい居酒屋を調べていたけど、どちらも……休み。なんでー!連休なのにー!
と思いつつ、あきらめきれずにあまり店の開いてない夜の街をうろうろする我々。
途中で、ワインバーを発見して、その入りにくさにもぞもぞとしていると、その先のほうにうっすらと明りが。
もう一軒居酒屋があった!私は調べてなかったんだけど、友達が「このお店の名前見た気がする」と言ったので、勇気を出して入ってみる。なんか、常連さんばかりのお店っぽいし、店長さんぽい人に「予約してる?」と聞かれたので「してません…(だめかな)」と言ったら、カウンターに通してもらえた。ほっとした。
チェーン店とかならともかく、こういう地元の居酒屋さんって、本当に地元でもちょっと勇気いるんだよー。カウンターしかない小さなお店かなと思っていたら、カウンターの奥の方にもいくつか席はありそうでした。
そして、ここ、大当たりでした!!
焼き鳥系とかいろいろ頼んだけど、「いもむすめ」という、里芋を煮たものを串にさして、揚げて、青のりかけたのが、めちゃくちゃおいしかった!最初に頼んで、さらに最後にも頼んだ!
そして、「ちょっと愛想悪いかも」と思っていた店長さんが、いろいろと話しかけてくれました。地震の話とかもして、「そうだ、大きな地震あったんだもんなぁ」というのを改めて思い出したし、最期には、なんとも素敵な恰好をして送り出してくださいました~。愛想悪いなんて思ってごめんなさい。
「てんつくてん」高千穂に行かれた際には、ぜひ行って、「いもむすめ」食べて、楽しんでいただきたいです!ちょっと入りにくいけど、入って大丈夫です(笑)
9.ホテル グレイトフル高千穂
高千穂のお宿は、ホテル グレイトフル高千穂にお世話になりました。
高千穂唯一のコンビニがあるホテルで、居酒屋のある方面にも歩いていけるし、お部屋もとってもきれいなホテルでしたよ。そういえば、予約した一週間前には連絡も下さってました。とても親切なホテルでした。
こちらにも海外の方がフロントで頑張っておられました。でも、やっぱり日本語の発音難しいですよね……。「請求」を何度も言わせてすみませんでした……。
私的には、こちらの朝ごはん(バイキング)で出た、「栗の渋皮煮」がめちゃくちゃおいしかったです。というか、私の母、この「栗の渋皮煮」を作るのがめちゃくちゃ上手で、毎回よそのを食べては「固いな」とか「風味が」と思うのですが、こちらのは、母の煮たものに、激似!! 大粒で、甘さも風味もちょうどよく、ほろほろと崩れるような柔らかさ!!こんなに似てる渋皮煮は初めて食べました!
余談
近くのホームセンターに寄って、+ドライバーセットを購入し、ようやく「くまもん」に命を吹き込むことができましたー!!この後の旅のともになったのですけど、車のナビを繰り返したりと、なかなか面白いことになりましたよ…。
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