WEBサイト作成時に発生するエラーやトラブル対応の備忘録を中心に、いろいろと書いております。


XOOPSでFCKeditorからckeditorへ

InternetExproler10が世に出てから、お客様からよく「エディターが無くなりました」というお問い合わせをいただきました。
FCKEditorがIE10という「10」というのを想定して作られていなかったのと、跡継ぎエディターのCKEditorが出てきていたのとあって、対応されたものがなく、また、XOOPSで使用していたFCKEditorはXOOPS用にうまいこと動くように改造していただいていたものでした。

FCKEditorをIE10以降の環境でも使えるようにという技はいろいろとあったし、私もこのブログで紹介していたけれど、結局思ったような動きをせず、IEの互換モードを利用して、管理画面だけ強制的にIE8にすることで、この問題を避けてきました。

しかし、来年あたりに出るだろうIE12からは、この互換モードもなくなるだろうという噂を聞き、やはりFCKeditorからCKeditorにしなくてはならないかぁ……といろいろ調べていたところ、「CKEditor4」というXOOPS用に変更されたモジュールがあることを知り(ありがとうございます!)、サーバーブラウザにもXelfinderというものを提供していただいているということを知って(ありがとうございます)、ここ数日その変更をいろいろと試していたところです。

CKEditor4」は、リンク先のページによると動作確認されているXOOPSのバージョンが、XOOPS CUBE Legacy2.2.0からの方がよいみたい(1.7.2で試していたけど、うまくいかなかった)

ので、

1.XOOPS CUBE Legacy 2.2.0以上にバージョンアップする(どうせバージョンアップするならなるべく最新に)

2.CKEditor4をインストール

3.eXlfinderをインストール

という流れで。

まず、

1.XOOPS CUBE Legacy 2.2.0以上にバージョンアップする(どうせバージョンアップするならなるべく最新に)

以下のページを参考にアップデート

http://sourceforge.net/apps/mediawiki/xoopscube/index.php?title=Upgrade22;ja

なんで、このアップデート、今頃まで躊躇していたかというと、管理画面のデザインがかわるからだったりします。
普段操作に不慣れなお客様だと、ボタンの色一つ変わるだけで、「あれ?」と思う方もいらっしゃるので……。
なるべく管理画面とか変わってほしくないなぁ……なんて思ったりしますが、この際、デザインの変更点もちゃんと説明することにします。

2.CKEditor4をインストール

インストールするだけで、picoでエディターが動く的な説明をどこかで読みましたが、私の場合インストールするだけではだめでした。

テンプレートの「xx_main_content_form.html」より

<{$body_wysiwyg}>  を<{ck4dhtmltarea name=body value=$content.body editor=html}>  に変更します。

 3.eXlfinderをインストール

特に難しいことはありません。インストールすれば、ckeditor4のサーバブラウザとして使うことができます。

4.bulletinが2.04だったら2.2にアップしておく必要があります。

取りあえず以上……。

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