
2025年7月18日(金)開演時間 7:00pm
ザ・シンフォニーホール
ホルン:
福川伸陽
ラデク・バボラーク
シュテファン・ドール
サラ・ウィリス
ベン・ゴールドシャイダー
ブノワ・ド・バルソニー
マーティン・オーウェン
デニース・トライオン
2025年7月18日、ザ・シンフォニーホール。
夢のような一夜でした。
グッズ列からドラマが始まる
ワールド・ホルン・サミット大阪公演、
サイコー……だったー!!!!!
開場15分前に着いて、「これならサイン券も間に合うかな?」と思ったけど、全然ダメ!
何時間も前から並んでいた猛者たちがいたようで、サイン券はすでに終了。さすが……。
それでもグッズはどうしても欲しい!と階段に並んでいたら、なんと 5階からスタート。
私がグッズを手にできたのは…… 開演5分前!! まさに奇跡。
戦利品:
- プログラム
- Tシャツ2枚(着る用と保存用)
- ステッカー
- 楽器拭き布(名前ど忘れ)
Tシャツは、うちの会社の大掃除の日に着る予定(笑)
ようやく“ライブT枠”で着られる〜!
前半、そしてアクシデント…
着席して、演奏が始まり……
「さあ、夢の時間だ」と思ったそのときから、周囲でトラブル発生。
- りんりんりんりん(鞄に鈴をつけてきちゃダメ―!何往復開け閉めするのー!)
- かさかさかさかさ(必要以上にチラシを触らないでー!)
- プルプルプルプル(貧乏ゆすりやめてー!)
なぜか 私の周囲だけピンポイントで集中妨害。
亡き王女のためのパヴァーヌの途中の余韻ぶった切るくしゃみが響き渡ったとき、明確に殺意が沸いたぜ……。
しかし、半泣きになりながら前半を乗り切る。
……が、後半は、ついに音楽にどっぷり浸る時間がやってきた。
音がビリビリと、魂に触れた
ホルンって、こんなに豊かな表現ができる楽器だったんだ……!
- かけあい
- じゃれ合い
- 弱音も強音も
- 甘いも鋭いも
体中がビリビリ震えて、最高の音のシャワーを浴びました。
推しが増えた!
ベン・ゴールドシャイダー氏(27歳)
ソロ最高。エモいホルン。
スター・ウォーズ録音に関わったご両親という音楽一家育ち。
ブノワ・ド・バルソニー氏(パリ管首席)
雰囲気たっぷり。音がメロメロ。さすがフランス(?)
マーティン・オーウィン氏(BBC首席)
説明できないけど「この音好きだなぁ」と思ったら、全部この方だった。
デニース・トライオンさん(元フィラデルフィア)
風格ある落ち着きが素敵。
でもサラ・ウィリスさんとの絡みがとても可愛らしくて、
二重奏の深い音の重なりが本当に美しかった。
おなじみの名手たち
サラ・ウィリスさん(ベルリン・フィル)
やっぱりキュートでお茶目!
あんなふうに楽しくホルンを吹けたらいいなって思わされた。
シュテファン・ドール氏(ベルリン・フィル首席)
さすがの有名人。でも今回は少し音が掴みにくかった…?
次回のカルテット公演が楽しみ。
福川伸陽氏(元N響首席)
やっぱり心に染みる。
特上のメンバーの中でも、安心感のある響きがホッとする。
またソロ公演にも行きたい。あと、イケボ。
ラデク・バボラーク氏
お茶目で、吹くと唯一無二。
「あ、バボラークだ」ってすぐわかる音。
別格。異次元。生はさらに別次元。
私が単に好きってだけかもしれないけど、やっぱり好き。
ホルンって、楽しいんだ!
奏者の皆さんがほんっとうに楽しそうで、
「ホルンって、こんなに楽しく吹ける楽器だったっけ?」と再認識。
いや、楽しく吹かなきゃもったいないよね!
最後に
吹奏楽部入部時に、トランペットが第一志望だった私が、第二志望のホルンになり、こんな扱いにくい楽器なんか辞めてやると泣きながら続け、そして、今、こんなに豊かで美しい楽器を、自分の手で吹けているということ。
そのことに、心から感謝したくなりました。
願わくば、これからも長く、ホルンと一緒に歩いていけますように。
戦利品

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