『のだめカンタービレ』5巻【二ノ宮知子】で、Sオケがかっちょよーい和風ビッグバンドで披露した作品ですね。
聞くたびに「かっこいい!」と思うのと、なんか聞いてるうちに渦に巻かれていくような気分になります。
ガーシュウィンの曲は、初めて聞く曲でも「あ、ガーシュウィン」って分かってしまう独特さが、『好き』『嫌い』に分けてしまうんでしょうね。
この「ラプソディー・イン・ブルー」は、もともとは2台のピアノの演奏でかかれたものを(ガーシュウィンはオーケストラの曲を書くのが苦手だったとか)グローフェという方が、 管弦楽用に編曲したんだって。
私が始めてこの曲に触れたのは、吹奏楽の編曲でした。
『イン・ブルー』というタイトルの部分が素敵だなぁと思い、また、曲の横揺れっぽい変な揺れが印象的で・・・・・・2年前ぐらいに実際自分でも演奏する機会があったのですが、 あー・・・・・・まぁ、もう2度とやりたくない曲です。難しいって!!
ピアノの部分がむちゃくちゃスマートでかっこいいので、聞くのは大好きなのですけどね。
ただ、下手な楽団がやると、どんぞこに下手に聞こえるので、やっぱり上手な楽団の安定した演奏が聞きたくなります。
リズムの取り方とか、本当に狂うと重いし、全然スマートじゃないし。
難しい曲をさらっとやる。そんなスマートさが素敵な曲だと私は思います。
(2006.6.4 記)
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