【N響アワー】 もっと知りたい ファゴット奏者 岡崎耕治

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もっと知りたい 変幻自在の名役者 縲怎tァゴット奏者 岡崎耕治

シューマン:歌曲集 “ミルテの花”から“君にささぐ”
   (スタジオにて 【ファゴット】岡崎 耕治 【ピアノ】岡崎 悦子)

モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191から第1楽章
   (1983-3-23 【指揮】井上 道義 【ファゴット】岡崎 耕治)

ストラヴィンスキー:バレエ音楽“春の祭典”から第1部“大地礼賛”
   (2006-9-13【指揮】外山 雄三)

ショスタコーヴィチ:交響曲第10番作品93から第4楽章
   (2006-9-22【指揮】ウラディーミル・アシュケナージ)

ブラームス:歌曲集 作品105から“調べのように”
   (【ファゴット】岡崎 耕治 【ピアノ】岡崎 悦子)

感想

ファゴットというと、私の好みのタイプの方が吹いてらっしゃいますが、その方ではありませんでした(失礼)。
なんというお名前なんだろうなぁ・・・・・・。

それはさておき、今日のゲスト・岡崎耕治さんはN響歴28年ですって。
私が生まれる少し前からN響におられるんですね縲怐B(年がばれる・・・・・・)

ファゴットというと、私は高校2年のとき吹奏楽コンクールの自由曲に選んだ、フィリップ・スパークの「山の歌」を思い出します。
ファゴットがかなり重要な曲でしたが、あの朗々とした美しさと優しさはファゴットでないと出せないんだろうなぁ・・・・・・。

シューマン:歌曲集 “ミルテの花”から“君にささぐ”
ファゴットの音って、あらためて聞くと面白いですね。
すごく「木」というイメージがあります。
オーケストラの中でのファゴットの音は、出てくるとほっとするし大好きなのですが、
ファゴットだけで聞くと、なんか、ちょっと・・・・・・むぉーんっという柔らかさのある感じですね。

モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191から第1楽章
ファゴット協奏曲。いいですねー。
モーツァルトの協奏曲って、オーボエなんかもそうですけど、元気になります。
ヴァイオリンの高い音に対する、ファゴットの低音がいいです。
しかし、指揮。井上さんだった?
なんか、すごく若いし(当たり前だけど)すごく掘りが深くて、日本人離れしたかっこよさが・・・・・・。

ストラヴィンスキー:バレエ音楽“春の祭典”から第1部“大地礼賛”
極限の音(吹きにくい感じ)を表現するためにファゴットの高い音を利用した曲だそうです。
冒頭、ファゴットの高い音から始まります。
ファゴットの高い音というとオーボエっぽいのかなぁと思いましたが、オーボエとはまた違った柔らかさがあって、いいですね。

変な曲ですね(笑)。
最初の木管たちの動きは、不思議世界でしたが、途中からの弦の動きがかっこよくて、ドキドキしました。
苦手な曲だなぁと思ってましたが、くるくると世界が変わって面白かったです。

迫り来る何かを感じるような音のあとの休符。その緊迫感とかが面白かったです。

ショスタコーヴィチ:交響曲第10番作品93から第4楽章
ショスタコーヴィチの交響曲では、ファゴットは様々な音色を生かす使い方をされているそうです。

いいですね。ファゴットの物悲しくも切なく美しい歌声。こういう音があるから、落ち着いた感傷を感じるのかな。
やっぱり交響曲の中のファゴットの音って、大好きです。

しかし、やっぱりショスタコーヴィチの第4楽章って派手ですね。すっごいカッコイイ。
盛り上がるとこなんて、シンバルの音で鳥肌立っちゃった。

終わって直ぐに「ブラボー!」って言いたくなる気持ち、むっちゃわかるわー・・・・・・。

ブラームス:歌曲集 作品105から“調べのように”
ふたたびスタジオにて。
やっぱり、ほっとする音ですね。
うーん。これにオーボエを加えたトリオ、是非聴いてみたいです。

本日の池辺先生

ファゴットの材質はなんですか? と聞かれて「楓です」という答えを聞いて・・・・・・
「楓。変え指じゃなくて変え手ね」

キーの数は何個かという問いの答えを聞いて・・・・・・
「それは奇異な感じだね」

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