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最近の演奏会から 若手実力派が弾くバイオリン協奏曲
ベートーベン:バイオリン協奏曲ニ長調作品61から 第1楽章
(2006-11-10 【指揮】ロジャー・ノリントン 【Vn】庄司紗矢香)
ベルク:バイオリン協奏曲
(2006-12-8 【指揮】ローター・ツァグロゼク 【Vn】樫本大進)
感想
理由はうまく説明できませんが、庄司紗矢香さん、好きなんです。
だから、今日の放映はとっても楽しみだったのです。
一度、生でお聞きしたいなぁ。
ベートーベン:バイオリン協奏曲ニ長調作品61から 第1楽章
ビブラートを抑えた演奏を求められたそう。
ノリントンさんは、確か、ピリオド奏法とかいうのに取り組んでおられるのですね。
庄司さんのお話されるのを初めて聞きましたが、想像していたよりもとても穏やかに落ち着いた雰囲気で話されますし、とてもお綺麗です!
素敵v
私より若いとは思えない。いいなぁ。品があって、素敵だなぁ・・・・・・。
さて、演奏の方。
ベートーヴェンでしたね、そういえば。と思いつつ聞きましたが、やはり庄司さんのヴァイオリンは好きです。
品がある。凛としている。清いイメージ。
上手く言えないのですが、「暖かい」というイメージではないのだけは確かです。
でも、決して冷たいわけではない。高い音にも低い音にも、ちゃんと「情」が通っていて、美しい。
そして、とにかく、カッコよいんだ! 空気が澄んでいて、気持ちよいのです。
ああ、好きだなぁ・・・・・・と、うっとりと聞かせていただきました。
ただ、1楽章だけなのがもったいないよー!!
ベルク:バイオリン協奏曲
12月8日って、本当に最近だな。ちょうど東京で、スクロヴァチェフスキ&ザールブリュッケン放送交響楽団を聴いて至福のひと時にひたってたときかー。
樫本さんのヴァイオリンを聞いたのは初めてです。
太めで少しどっしりとした重みのある音だなぁと思ったのは、低めの音が多かったからかもしれません。
これで情感たっぷりな曲を聞いてみたいですね。
ベルクも初めて聞きました。
えーっと・・・・・・変な曲(笑)
分かりやすいメロディがないと、分からないんだなぁ
ただ、その、美しいメロディとはいえぬ、不安そうで苦しげな響きであるはずなのに、ヴァイオリンの音自身が与えてくれる心地よい安心感もあって、変な心持で聞きました。
で、悲しさや絶望感だけなのかなぁと思って聞いていたら、どこか祈りのようにも聞こえてきました。
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