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最近の演奏会から ドイツから来た実力派 指揮者ツァグロゼク
モーツァルト:歌劇“魔笛”序曲
シューマン:序曲“スケルツォとフィナーレ”から“スケルツォとフィナーレ”
マーラー:交響曲第10番から“アダージョ”
(2006.12 【指揮】ローター・ツァグロゼク)
感想
久しぶりのN響アワーですねー。NHK音楽祭とか特番をやってましたからね。
モーツァルト:歌劇“魔笛”序曲
疾走感がたまらない。
最近、ちょっとモーツァルトが好きになってきましたが、この演奏もカッコイイモーツァルトな感じがしました。
カッコイイのは好きなんだなぁ。
シューマン:序曲“スケルツォとフィナーレ”から“スケルツォとフィナーレ”
シューマンのピアノは、優しいイメージが多いのですが、管弦楽曲は結構かっこいいイメージが強かったりします。
この曲も刻みの作り出す疾走感が好き。
ツァグロゼクさんの音は、魔笛といいこの曲といい、なんかスマートなかっこよさがあるような気がします。
後半の弦の音の重なっていくところ。ぞくぞくしました。
モーツァルトのジュピターの第4楽章みたいなところです。
あ、そういえば、この方のジュピター、聞いてみたいかも!! またかっこいいジュピターが聞けたりするのかなぁ。
でも、ちょっと理性的な感じも。
最後の方は、もっとガッツーンと来て欲しいなぁ・・・・・・というような気もしました。
しかし、気持ちが高まる素敵な曲ですね!
マーラー:交響曲第10番から“アダージョ”
今まで聞いた10番の中でうっとりとする美しさのある10番だなぁと思いました。
だからといって、濃い感じでもないんですが、なんというか大げさでない美しさのなかに美しさを感じるというか。
自己主張のない美しさと言いましょうか。
美しい響きはただ美しいから美しいのです。そういうことなのです。
みたいな完結を感じた。
特に、終わりの方のオーボエの音に至ったときに、何かがほろりと来ました。
そこまで抑えてたのに、伸びる音の先を楽しんでいたら、オーボエの音を聞いた瞬間にほろりと来ました。
ああ、美しい響きを聞いちゃったなぁ・・・・・・。気持ちよかったー。
今日の池辺先生
「寒くても熱い演奏をね」というのは、ちょっと違いますよね。
なんか、最近、池辺先生おとなしいですよ! 素敵ですが・・・・・・。
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