こいつに合わせられるのは オレ様ぐらいだ!
by 千秋真一(Lesson3)
作者:二ノ宮 知子
有名ピアニストの息子で、音楽の才能に溢れる音大生・千秋真一。指揮者になって世界で活躍したいと願いつつも、飛行機恐怖症(+船も怖い)ため、日本から出られないでいた。
悶々とすごし、音楽への道をいっそ諦めようかと思っていたときに、一人の音大生と出会う。
彼女の名前は、野田恵。
ピアノの才能を持ちながらも、彼女はとてつもない変人だった・・・・・・。
感想
『のだめカンタービレ』に出会ったきっかけは、本屋に積み上げられた第6巻の表紙。
私はホルンを吹いているので、ホルンをもつのだめの姿に、これは一体なんの漫画だろう?と思っていたのでした。
そのとき既に『のだめ』は8巻まで発売されていました。
ためしにと1・2巻買ったのですが、1巻のあまりのおもしろさに、一気に8巻まで大人買いしてしまいました。
のだめの「フーンフーン・・・・・・猫のフン」とかいう自作の歌は、アニメ版よりドラマ版のほうが全然好きです。
アニメ版は「悲愴」のメロディに乗せただけだったので、ちょっと残念だったな。アドリブとかは難しいのだろうけど……。
あの缶から虫のインパクトほど強いものはないですね。
この前、私の会社のリフレッシュスペースがそれに近かったです。小蝿が多いなぁとおもっていたら、発生源はやっぱり「缶」でした。
ゴミ箱を蹴ったら、うわーっと出てきましたね・・・・・・。
コーヒーの缶率が高いので、ミルク成分が強いとまずいのか。のだめの場合はジュースの「糖分」か。
「おなら体操」は最高ですね。私、ドラマのあの江藤先生のダンスがかなり好きです。あの俳優さん、素敵・・・・・・。
千秋先輩、のだめの部屋を掃除しますけど、あれだけの散らかりようを1日で掃除してしまうとは、なかなかのやりてだなと思います。私には無理です。
Lesson3での、千秋先輩の回想の言葉、演奏をするたびに思い出します。
「身震いするほど感動する演奏が出来るのは本当にまれだって。オレはそんな瞬間を夢見ながら昨日まではあきらめてた」
これは、毎回毎回合奏を終えるたびに思います。
私が身震いできる演奏と千秋先輩の身震いする演奏とはレベルが違うだろうけど、私にとっての身震いできる演奏ってのにはなかなか出会えないですね。今の楽団では、指揮者はただテンポを取ってるだけ。みんな好きに吹いてるだけ。
その指揮者のテンポだって、全然ばらばらで、合奏する度にイライラします。
たしかに、細かいところまで音の配分考えて音の処理を考えて、つきつめてつきつめて演奏するのはかなりしんどいと思うんですよね。
でも、そうしてがんばって合奏したときの感動ってのは、本当得がたいものです。
いつだったか、本当にいい演奏が出来たとき、感動して身震いしたことがあります。
仕事が忙しいとか、なかなか練習できないとか、指揮者がむかつくとか、いろいろあるけれど、それでも演奏をやめないのは、一瞬でも感じる身震いを忘れられないからだと思います。
だから、あの千秋先輩の思い、なんとなく分かる気がするんですよね。
んで、これを見るたびに「もっと練習しよう!」って思います。合奏、大好き!
あと、千秋先輩の膝枕いいな・・・。
男の人に膝枕してもらうって、なかなかいいですね(笑)。
ああいうシーンを見ると、やっぱり千秋先輩って幼少の頃はヨーロッパな人だなぁと思います。
のだめ、殴ってるけど(笑)基本的に、フェニミスト? そして、紳士ですよね。
ブログでは取り上げていない登場曲
- ヴェルディ:歌劇「マクベス」
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番
- モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ
- ベートーヴェン:交響曲第1番
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