ザ・シンフォニーホール開館25周年記念 聖響×OEK/ブラームス・チクルス
【とき】2007年4月22日(日) 開場 14:00/開演 15:00【ところ】ザ・シンフォニーホール
【指揮】 金聖響
【演奏】
シュロモ・ミンツ[ヴァイオリン]
オーケストラ・アンサンブル金沢
【曲】
大学祝典序曲 op.80
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
交響曲 第1番
初シンフォニーホール。残響2秒っていうのを聞いていて、それがどんなものかわからないながらに、ちょっと楽しみに。
大学時代の友人N嬢と一緒に、行ってまいりました。
シンフォニーホールは、福島駅から徒歩7分(もかからなかったかな)。
福島駅の出口から、道路側を見ると左向きの矢印で「ザ・シンフォニーホール」と書いてあります。
それに正直にしたがって、まっすぐ歩いていくと左手に木々の茂った公園が。
そのときは気がつかなかったけど、そこを歩いていくと目の前にホールがあります!
ホールの近くのイタリ屋(だけだったかなぁ、店名)で遅めのランチをしました。
トマトソースのスパゲティが美味しかったわ。タケノコが入ってるのって珍しいなぁと思ったけど、おいしかった!
さて、シンフォニーホール。
赤い絨毯の美しい上品なホールでした。
今回の席は一番後ろ。
補助席も出て、かつ、立ち見の方も沢山おられました。
私、今回のコンサートは11月27日で聞いた「金聖響」さんのモーツァルトがものすごくよかったので、もう一度「金聖響」さんの指揮でブラームスかベートーヴェンが聞いてみたい!と思ってチョイスしたのですが、なかなか注目の演目だったんですね。
ブラームス第1番は、やっぱり、のだめ効果?
さて、演奏の方は・・・・・・。
序曲・・・・・・うーん、印象があまりないです。なんでかな。
「ふーん」と思って聞いていて、終わったなーって感じでした。音が遠い? やっぱり席が遠いから?
耳がおかしいんだろうかと思いつつ、ヴァイオリン協奏曲へ。
うーん。うーん、イマイチ乗り切れない。
金聖響さんが、ものすごーく丁寧に指揮をされているように感じました。ソリストにすごく気を使ってる?と思って。
それぐらいしか印象がないよー。何故だー!
そして、休憩。
あれ、なんか私駄目だ。
今日は聞く体制じゃないのかな。買い物したから疲れてるのかな。ご飯食べるタイミング間違えたかな。
一緒にいったN嬢も、イマイチこう盛り上がらないような顔をしていて。
「なんかねぇ」「遠いよねぇ、音が」「私、耳がおかしいのかなぁ」なんて2人でぼそぼそと話す。
でも、ほら、次は大好きな交響曲だから!
と、気を取り直してみたのですが・・・・・・。
正直言うと……乗り切れなかったです。
やっぱり一階の一番後ろの右側という場所が悪かったのか、弦の音が遠く、対角線上に居るホルンの音ばかり聞こえてきた気が。
ホルンのベルの向きと反響板の関係か?私がホルンを気にしすぎたのか?普段、そんなこと思いもしないのに。
そのバランスで、弦の響きがとても遠くて、何だか消化不良な気持ち。
管は素晴らしかったんだよ。クラリネットもオーボエも、本当に美しい音で歌ってた。
ホルンもうっとり物だった。
なのに、弦が。弦が飛んでこないんだ。私の耳がおかしいのか? 聞こう聞こうと意識する自分を意識しながら、曲はどんどん進んでいく。いやだ、全然集中できてない、私。
聖響さんも、すごく熱の篭った指揮ぶりなのに!!
演奏後の大拍手に「なんで?」とか思ってしまった。私一人乗り切れなかったんだろうか。なんか寂しくなった・・・・・・。
同じ公演を聞いた方々のブログを見せていただいてると「素晴らしかった!」って書いてあるし、やっぱり私の席や私の精神状態とかの問題なのかなぁって思うけど・・・・・・。
今回は、駄目だったー。
オーケストラ・アンサンブル金沢も、一度聞いてみたい楽団だったので、楽しみにしてたのですが。
うーん。やっぱりその日の私の体調が悪かったかな。
N嬢も私も、なんだか消化不良な顔をして帰りました。
私はともかく、N嬢の反応が興味深かった。良いものは良いって、素直に喜ぶ方なのだけど。
あれだな。コンサート前にショッピングはしちゃいかんってことだな(笑)
機会があれば、もう一度聞きたいです。
金聖響さんの指揮での演奏も、オーケストラ・アンサンブル金沢の演奏も。
そして、シンフォニーホールというホールでの音も。
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