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ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 から 第3楽章・第4楽章
(2007年6月2日 【指揮】尾高 忠明)
感想
冒頭のヴァイオリンの音が、人の歌声のように聞こえて、まずびっくりした。
それから、ほげーっと聞いていると、まだ始まりの方なのに涙がボロボロ出てきて、またびっくりした。
まったくの私事だけど、最近、仕事関係で参っていて、いろんなことをめそめそと考える時間が増えている。
とてもネガティブで、今日も一歩も外に出ず、音楽を聞く気にもなれず、家でうだうだと悩みまくっていた。
なんか、第3楽章を聞いているとそんな思いをゆっくりと溶かして、ゆっくりと消してくれるようなそんな感じがした。
第4楽章も、とてもかっこいい響きでした。
ただ、やっぱり、なんつーか金管がイマイチだと思う。
金管っていうか、トランペットあたりが。
でも、なんか、すごくよかったと思う。
私の精神状態のせいなのかもしれないけど、もう、泣けて泣けて。
しっとりと泣けて。ああ、やっぱりオーケストラの響きっていいな。交響曲っていいな。
なんでこんなに心にどっしりきて、揺さぶられて、涙涙になっちゃうかな?
尾高さんってよく知らないし、ブルックナーも5番ぐらいしか複数回聞いたことないけど。
俄然、興味が沸いてきましたよ。
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