バッハ:ピアノ協奏曲第1、2、4番

指揮: マレイ・ペライア
演奏: マレイ・ペライア アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
1. ピアノ(鍵盤楽器)協奏曲第1番ニ短調BWV1052
2. ピアノ(鍵盤楽器)協奏曲第2番ホ長調BWV1053
3. ピアノ(鍵盤楽器)協奏曲第4番イ長調BWV1055

初めて聞いたバッハのピアノ協奏曲が、これでとてもよかったと思います。
最初の出だしのキレからピアノが流れ出したところまでで、かなりぐっと来ました。
他の演奏も聴いてみたけど、これほど何か「かっこよさ」を感じた出だしはない気がします。
そう、このCD盤だけ、なぜか知らないけど最初「バッハ? Jazz?」という錯覚に陥ります。
クラシック、というような感じがしないのがとても不思議です。
バッハって私にとってはどこか「神聖」とか「人から離れた自然」とかを感じるんですけど、この1番は、そういうものを感じずに、どこか「粋」みたいなものを感じてしまいました。
やっぱりJazzっぽい?
強弱の決め方が、キリっとしていて、やっぱり「cool」という印象です。ときどきメロディ(主題?)が強く演奏されるのですが、そこにときめいてしまうんですね。
何度聞いても「かっこいい・・・・・・」。
(2007.9.30 記)

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