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マーラー:交響曲 第9番 ニ長調 から 第1楽章, 第4楽章
(2008年2月15日 【指揮】チョン・ミョンフン)
感想
マーラー:交響曲 第9番 ニ長調 から 第1楽章, 第4楽章
第1楽章
清らかな流れかと思えば、なんだか理不尽な悲しみにも思えたり、声にならないような苦しさにも思えたり。
不思議な曲だと思いました。
でも、なんか、ここ最近のN響アワーで聞く演奏の中では、集中したエネルギーみたいなのを感じて、ときどき体がぐっと押さえられるような金縛りを微かに感じたりしました。
弦も随分エネルギーがあったけど、今回は金管がよかったかもしれません。
なんか、最近の演奏聴いていて、金管の印象あんまりよくなかったんですが、ちょっとだけ印象が変わりました。
トロンボーンの吹きっぷりが気持ちよいです。
チョン・ミョンフン氏の指揮っぷりって、指揮棒の動きが時々祈りのように見えて、どきっとします。
そういえば、最近ホルンの顔ぶれが大分変わったような?
メンバー結構入れ替わったりしたんでしょうか?
松崎氏が吹いておられなくても、がっかりしなくなりました。
今日、結構中心的に吹いておられた方の音も、松崎さんとはまた違った、好みのタイプの音です。
第4楽章
冒頭で固まる。
うわーっと思った瞬間に、涙がぼわーっと出てしまった。
いかん・・・・・・疲れてるこの心にこの響きはキャパオーバーです。
すごい。
終わった後に、じわじわ来て、気付いたら「すごい。すごい」と呟いてた。そして池辺先生の「すごい」と被る(^^)
めちゃくちゃ疲れました。集中しすぎた・・・・・・。
会場で生で聞いてたら、どうなってただろう。涙ボロボロかもしれません。
第9番は聞かず嫌いなんです。こりゃ、ちゃんと聞かなくちゃ・・・・・・。
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