【N響アワー】イギリス近代音楽の父 エルガー

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エルガー:交響曲 第1番 作品55 から 第1楽章
  (2008年5月16日 【指揮】尾高 忠明)
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
  (2008年5月21日 【チェロ】アントニオ・メネゼス 【指揮】イオン・マリン )

感想

エルガー:交響曲 第1番 作品55 から 第1楽章
エルガーってこの主題好きですね。
他の曲でも登場するし、とても素敵なメロディなんだけど、よく聞くなーって思いながら聞くことが多いのですけど、今日の演奏はなんか泣けてきてしまいました。
いろんな作曲家さんがいろんな素晴らしい曲を作ってらっしゃる中で、エルガーの曲は愛に溢れてるなぁと思います。
クラシックの曲を聞くと、天を仰いで神や宇宙に思いを馳せたり、自分の中にある「人間性」と向き合って哲学的なアプローチをしてみたり、自然の摂理の一端を掴むような気持ちになったりするんですけど、エルガーの曲はいつも自分のすぐ隣にいてくれる印象があります。
家族を愛するとか、恋人を愛するとか、友人を愛するとか、そういう誰もが持っている人間愛みたいなものを、とても暖かい当たり前の物のようにして思い出させてくれる印象があります。
っていうと大げさですけども……。
単純にこのロマンティックさが好きなんだろうと思いますが(^^)
終わってから、なんだか涙がぶわーっと出てしまいました。全部聞きたいよ縲怐B

エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
第1次世界大戦が終わった翌年に書かれた曲だそうです。だから時代を反映してちょっと暗い感じがするらしいです。
確かにそうかも。
でも、かーなーりーカッコイイんですよね。チェロが。
暗いんですが、何かに打ち勝とうとしているような力強さがある気がします。

チェロ協奏曲の中では、ドヴォルザークのものと同じぐらい好きな曲です。

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