イヴァン・マイラマン&北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団

北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団演奏会
2008年10月17日(金)
開場時間 18:00
開演時間 18:30
和田山ジュピターホール

モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲KV620
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲KV364
ブラームス:交響曲第1番

井戸柄里vn
市坪俊彦va
イヴァン・マイラマン指揮
北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団

始まる前、左前方に、知事発見。
生知事初めて見たー。
すごい温和そうな紳士。握手して、「ありがとうございます。応援してます☆」とか言いたくなる衝動にかられる。

『知事』って言うと、最近宮崎県とか大阪府とかの知事を思い浮かべるから、ちょっと厳しいイメージを浮かべてしまうけど、本当に、にこやかな方でした。

知事臨席でテンション上がる。
こりゃ、天皇陛下や皇太子臨席のコンサートとか、テンションあがったりするのわかります。

さてさて、演奏の方。

ヴァイオリンソリスト・井戸柄里さん。
ひさしぶりに、「ソリスト上手いなぁ」と思えて、安心して聞けました。
ヴィオラとヴァイオリンの協奏曲でしたが、ヴァイオリンの方に注目してしまいました。

ブラームスの第1番。
なんて集中力のない始まり。崩れないかハラハラしたわ。
第1楽章の終わりは流石にかっこよかった。

印象にあんまりない第2楽章。
始まり、また変な音が飛びぬける。えー何ー? ……ファゴットか!!第1楽章もファゴット飛びぬけたぞ!ファゴット揃えようよ!みたいな気分に。

そして、まともに聞いてるのがちょっと辛かった第3楽章。
三連符の頭休符がはっきりとしない(つまり二つ目の音の感じ方があいまい)のは演出?
駄目だ……イライラする……。もっと緻密に重ねて欲しいよー。

全体的に、音の頭をそろえることって大切ね。でも、こんなにバラバラした演奏久しぶりに聞いたわ……。音はいいのに。なんで頭が揃わないんだ。

さすがに第4楽章はよかった。
トロンボーンお疲れ様。
テンポの速いフィナーレ。結構いい。
壮大。鳥肌。第4楽章の最後で、今までのもやもやは、ちょっとだけ晴れました。
やっぱり生音はいいな。

演奏の出来とは別に、気になったのはクラリネットの二人。

若い男女二人組。女性が1stで男性が2nd。
随分動きながら吹くクラリネットだなぁと(他があまり動かないので余計に)目が吸い寄せられたんですが、その後、よくよく見るとこの二人…・・・演奏中にアイコンタクトをするのよ。

1stのソロが上手くいった後に、二人顔を合わせて、男性が「グッジョブ」みたいに微笑む。
二人であわすところは、男性が女性側にクラリネットを寄せて、寄り添うようにして演奏する。

アンコールなんて、もう、イチャイチャしているようにしか見えなかった!

今まで、そんな風に演奏している二人組(フルートにしても、オーボエにしても)見たことなかったので、なんか、びっくりしたわー。

そういう演奏の仕方があるのかなーと思ったけど、いや、しかし。
自分らでもそんな上手く行ったから合奏中に顔を見合わせるとか、しないよ……。

あの二人の関係が気になるわー……。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA