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チャイコフスキー:バイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
(バイオリン: ジャニーヌ・ヤンセン 指揮: エド・デ・ワールト 収録: 2009年4月10日, NHKホール)
メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 から
(バイオリン: ジャニーヌ・ヤンセン 指揮:ウラディーミル・アシュケナージ 収録:2005年1月29日, NHKホール )
感想
チャイコフスキーの協奏曲、実は第3楽章の終わりぐらいだけ聴いたんです。
もーなんていうか、「しまった!」と思いました。
それだけなのに、鳥肌が立ってきて、終わった瞬間に笑いがこみあげてきたんです。
「すごい!」って思いました。
もう、何度も何度も聞いたことのある曲ですけど、何か、これは聞いた方がよかったんじゃないかと思いました。
キレかな。鋭さかな。
その中にも歌われ、胸打つ響きかな。ソリストにひっぱられるN響の情熱ある演奏もすごーくよかったし。
わー……。最初から聴きたかった。
メンデルスゾーンの協奏曲は2楽章からでした。
その歌い方。胸に差し込み震えさせられるような演奏だと思いました。
この曲って変に有名だから、「悲しく聞こえるようにしている」演奏は大嫌いなのですが、そういうのじゃなくて心をこめて弾いたら、心に深く通じましたというような演奏に感じました。
豊かな気持ちになって、涙が出てきました。ああ、幸せな時間。
第3楽章はコミカルなイメージがあったんですが、鋭さもほどよい重みも失われない、すごく素敵な演奏でした。
ジャニーヌ・ヤンセンさん、あーちょっと追いかけそう……。
「ファンになられた方も多いのでは」と西村さんはおっしゃっていましたが、まさにここに一人(^^)
すみません。単純で。
カプリッチョ
「献辞」
作曲者が「この曲を捧げます」としたものです。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番のエピソードは有名ですね。
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