「のだめカンタービレ」の第11巻より、千秋先輩の指揮した曲です。また、小さいころあこがれた協奏曲だとか。
私、これ、京都市交響楽団の演奏で2004年の6月に聞きました。そのときから、ものすごい好きな曲です。
そのときまで意識して聞いたことはなかったんで、「どっかで聞いたことあるかな」という程度の認識だったんですが、第1楽章を聞いて、気づいたらほろっと涙がこぼれてしまったのです。
悲しいとか寂しいとかの涙ではなくて、なんだかとても優しくて嬉しくて、その旋律と音を聞いている自分がとても幸せだなぁという涙でした。
第1楽章では、一番よく出てくるメロディの優しさにほんわりとします。私的には、「少し懐かしい感じ。優しく過去を振り返る感じ」なのかなぁと思います。
そのメロディを、ヴァイオリンソロとオーケストラで掛け合いをするんです。そこがとっても好きなんです。んで、むちゃくちゃ盛り上がるんですけど、1回だけ、ヴァイオリンソロの後に、メロディがフルートだけで来るんです。そこで、ぶわーって涙が溢れてしまいました。
その掛け合いがとても優しくて、本当にこの曲が大好きになりました。
第2楽章は、やっぱり哀愁ただようというか。チャイコフスキーらしいというか。素敵なんですけど、私は第1楽章のようなメロディが好きです。はい。
第3楽章は、とにかくわくわくします。駆け足なところとか元気があって大好きですね。
(2005.2.13記)
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