N響と三人のマエストロ

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チャイコフスキー:交響曲第3番 ニ長調 作品29 から 第5楽章
(2004年10月24日/【指揮】ウラディミール・アシュケナージ)

ラヴェル:組曲「マ・メール・ロア」から
(2004年12月8日/【指揮】シャルル・デュトワ)

シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ 作品52
(2004年11月3日/【指揮】ウォルフガング・サヴァリッシュ)

感想

音楽監督:ウラディミール・アシュケナージ/名誉音楽監督:シャルル・デュトワ/桂冠名誉指揮者:ウォルフガング・サヴァリッシュの3人の指揮者の特集です。

チャイコフスキー:交響曲第3番 ニ長調 作品29 から 第5楽章
チャイコフスキーは、やっぱり好きです。初聞きの3番でしたが、とても素敵だと思いました。
ウラディミール・アシュケナージはチャイコフスキーは得意だと、なんかで小耳に挟みました。
チャイコフスキーは、というよりか、ああいう華やかさや優しさのある曲は得意そうだななんて思いました。
チャイコフスキーは、哀愁漂うのもいいですが、こういう華やかで盛り上がる曲も心の底から揺さぶるような響きで好きですねー。
あと、指揮中のアシュケナージさんの表情もとても気持ちよさそうで、素敵でした。

ラヴェル:組曲「マ・メール・ロア」から 第3曲パゴダの女王レドロネット 第4曲美女と野獣の対話 第5曲よう精の園
かわった曲ですね。なんか、感想書きにくいなぁ。
第4曲のでっかいファゴット、あんなの初めて見ました。コントラファゴット? っていうの? っていうか、一部しか映ってなかったけど、あれファゴットですよね? という感じでした。
第5曲、いいですねー。第4曲はわけわからなかったのですが(失礼)、第5曲のようにわかりやすいほうが好きみたいです。
しかしこの曲・・・・・・吹奏楽向きな気もする。楽譜、ありそうだなぁ。・・・・・・と思ったらありました。コンクールの自由曲にも使われてますね。

シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ 作品52
綺麗な音だなぁと思いました。同じ楽団なのに。
曲のせいなのかもしれませんけど、とくにフィナーレなんて重厚なというか威厳があるというか。
単純にシューマンが好きなだけかもしれませんけどね。
でも、すごく的確で重厚な響きだという気がしたのです。もう一度聞きたくなるような、気持ちのいい響きでした。

memo

ウラディミール・アシュケナージ
2004年9月から音楽監督。
20世紀後半の代表的ピアニスト。
おうちに和室があって、相撲と日本酒が好きなんだって。
私も日本酒が好きv(←余談すぎ)

シャルル・デュトワ
N響初の音楽監督。
練習はとても厳しかったらしいけど、それまでブラームス等のドイツ的な曲が得意だったN響のレパートリーを広げた方。
それは「デュトワ効果」なんていわれてるらしい・・・・・・。
私がN響を頻繁に聞くようになったとき既に音楽監督されておられましたので、私にはとても親しみのある印象のある方です。

ウォルフガング・サヴァリッシュ
現在81才。
桂冠というと月桂樹の葉で作られた冠。最も名誉ある地位の象徴。
1964年に初共演(ウェーバー作曲 序曲「オヴェロン」)。
NHKホールこけら落としとか、第1000回記念定期とか、本当に主要な演奏会に出ておられる、N響にとっては大切な指揮者さんなんですね。

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