
2023年5月28日(日) 14:00開演
会場:舞鶴市総合文化会館
指揮:ファビオ・ルイージ
管弦楽団:NHK交響楽団
ホルン:福川伸陽
◆ハイドン:交響曲 第82番 ハ長調 Hob. I-82「くま」
◆モーツァルト:ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調 K. 447
◆ベートーヴェン:交響曲 第6番 へ長調 作品68「田園」
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ氏の追悼文を書いてからこちらのブログを更新しておりませんでしたが、人生初のNHK交響楽団の演奏会の感想で復活しようと思います。
NHK交響楽団も初ですが、舞鶴市にコンサートに行くのも初でした。
早めに到着して、舞鶴市総合文化会館にある「Cafe&Deli AZUR」さんで食事。
お二人で切り盛りされてたのと、コンサート前ということでたくさんの人が来ておられて、食べ終わったのは開演30分前(笑)通常よりも時間かかってんだろうなぁとは思うけど、私的にはちょうどよいお時間でした。実は早く来すぎたので、食べ終わったら近くの「赤れんがパーク」でもうろうろしようかなと思ってたけど、そんな必要はありませんでした。しかし、デザートは諦めました。
私の席はかなり前の左側。実はコンサートがあるのに気づいたのがとても遅くて、すでにいい席は売れてしまってたのです。でも、福川さんをがっつり見るぞーと思ってたので、これはこれでよい席。
始まる前に、ステージに入ってくる方のお顔を見て、あの人もあの人もあの人も、クラシック音楽館で拝見してる方ー!!と、まずテンションあがる(笑)
篠崎さんを見て、「マロさん!」と更に上がる。
ファビオ・ルイージ氏を見て、「ほ、ほんものー!!」とテンションあがる。
演奏が始まる前から、満足してしまいました。
演奏も本当に素晴らしかった!
ハイドン:交響曲 第82番 ハ長調 Hob. I-82「くま」
ハイドンの「くま」。「くま」ってかわいい曲名だなぁ。
低音の響きがいい曲でした。
モーツァルト:ホルン協奏曲 第3番 変ホ長調 K. 447
ホルン協奏曲は、私の席が前すぎてよくなくて、ヴァイオリンの壁が分厚くホルンの音がとても遠かったです。後日席は別々だった友人に聞くと、ホルンはよく聞こえてたとのこと。私の席の位置がとってもよくなかったみたい。反省です。
けど、その代わり、福川さんの吹いてるお姿はバッチリ見れました。
えー!そのトリル、口だけでやってんの!?できるの!?その細かさを!!みたいな発見や、指の動きが滑らかで美しいなぁという発見がありました。
ベートーヴェン:交響曲 第6番 へ長調 作品68「田園」
そして、ベートーヴェンの田園。なぜか田園とは縁があって、生で聞くのは2回目。(実は1回賛助で演奏したことがあるのですが、緊張とプレッシャーであまり覚えてなくて、自分だけが吹くところとかちゃんと吹けたことに安堵して、演奏終わったときには自然と涙がダーダー流れていたという思い出の曲(笑))
聞いてて、気持ちが振り切れましたよ。ベートーヴェンの交響曲の中でも、一番美しい曲(自分が思うに)を、この上なく美しい音が奏でるんですもんね。最高です。最終楽章なんか、こんな幸せな時間が終わっちゃうのやだなーと思って聞いてました。
ファビオ・ルイージさんの指揮も美しくて、惚れ惚れしてしまいました。
聞きにいけて、本当に良かった。
帰りに、駐車場に向かって歩いていたら、ホールの裏出口の方だったみたいで、たくさんの楽団の方が出てこられるとこに遭遇していまいました。みなさん、撤収早い。
間近にさっきまで演奏されてる方を見てしまい、ファビオ・ルイージさんの乗ったタクシーを、御本人には気づかれてないけど手を振って見送り、大満足で帰りました。
今回、制施行80周年記念にNHK交響楽団を呼んでくださった舞鶴市の関係者様には、本当に心から感謝したいです。北近畿でNHK交響楽団を、しかも、地方公演用の受けのいいプログラムとかではなく、ガチで定期演奏会のプログラムを持ってきてくださったNHK交響楽団にもありがとうと言いたいです!!!
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