パリの知性・ロンドンの気品 - N響アワー感想

今日のメニュー

パリの知性・ロンドンの気品  ふたりの女性ピアニスト

モーツァルト:ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271
(1998年4月23日/【指揮】アラン・ギルバート 【ピアノ】アンヌ・ケフェレック)

モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466から 第2、第3楽章
(1993年11月11日/【指揮】ホルスト・シュタイン 【ピアノ】イモジェン・クーパー)

感想

モーツァルト:ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調 K.271
途中から聞いたのですが、モーツァルトなんだ、これ、って思うぐらい、なんか綺麗で悲しいメロディでした。
第2楽章だったので、そうなのかなぁって思ったのですが、第3楽章もいつも思うモーツァルトの雰囲気ではなくて、これだったら好きかなぁと思える透明さがあった気がします。
ピアノの音も、オーケストラの音も、キャラキャラしていなくて大げさじゃなくて(モーツァルトのイメージってそんな感じ。私は)落ち着きがあるなぁと思いました。
本当はモーツァルトだし、今日はN響アワーやめようかなぁって思ってたんですけどね。
ちょっと聞く気になったのでした。

モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466から 第2、第3楽章
この第2楽章知ってるー。そっか、これ、モーツァルトだったんだ。(再びモーツァルトの印象がかわり中)
かわいい曲ですよね。なんか、風にゆらゆら揺れる小さな野花を見てる気分になります。
もしくは、ひらひらの服を着た小さな女の子。
とにかく、ちょこんとした可愛さがあると思うんですわ。
そして第3楽章。こんなにダイナミックな曲だったんですね。第2楽章とのギャップのある冒頭に鳥肌です。
ピアノのかわいらしさがかえって不釣合いな感じもしました。すごく綺麗でかわいい音だからかな。
でも、その音がカッコヨイ響きになったりするんですね。迫力にちょっとびっくりしちゃったわ。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA