リヒテル・イン・イタリー/シューマン:ピアノ名曲集

1.蝶々(パピヨン)op.2
2.ピアノ・ソナタ第2番ト短調op.22
3.ウィーンの謝肉祭の道化op.26

プロジェクトX「リヒテルが愛した執念のピアノ」というのを見ていて、「リヒテル」というピアニストに興味を持って買った一品です。そのプロジェクトXでは、リヒテルは気難しくて、ちょっとした音の狂いやピアノへの不満で演奏を取りやめたとか。
なんつーわがままなおっさんだ、とか思ったんですけど、そのあとYAMAHAがピアノ作りに成功して、そのピアノを作っている工場の人たちにピアノを聞いてもらいたいと、音響施設なんてない工場の会議場みたいなところで1時間半も弾いたという話も聞いて、ああ、ピアノを愛している人なんだとじーんとしてしまったのを覚えてます。
コンサートの録音だからか、演奏が終わると拍手が入ります。でも、私そういうCD嫌いじゃないんですよね。なんか嬉しくなります。みんなで素晴らしい演奏を分かち合った後の拍手って大好きです。まあ、多少の雑音も入っているんですけどね。まぁ、演奏は素晴らしいので目を瞑ってちょーだいよって感じ。
リヒテルさん自体の演奏については、ピアニストによっての機微がまだわからないので、なんともいえませんが・・・・・・。聞いててカッコイイし、気持ちいいです。第2楽章とか、最初はつまんねーとか思ったけど、じっくり聞いてると一音一音を味わいたくなるというか・・・・・・。
(2004.8.1)

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