ベートーヴェン:交響曲第5番&第6番

指揮: スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
演奏: ザールブリュッケン放送交響楽団

私のベスト「運命」です!!
私が聞いてきた第5番の中で、最も美しく、最も繊細で、最もバランスの取れた演奏だと思います。
そもそも、私がベートーヴェンの第5番が好きになったのは、このスクロヴァチェフスキ指揮・NHK交響楽団演奏という組み合わせの演奏を聴いてから。そのときの衝撃は今も忘れられません。
そのスクロヴァチェフスキと手兵ザールブリュッケン放送交響楽団の第5番ですもの!! 期待をまったく裏切りません!
早めのテンポのなかに、生き生きとした美しさがあります。喜びを湛える響きに涙が自然と溢れます。何度聞いても、同じところで涙が溢れるんです。
そして、この演奏こそ、クライマックスが近づくと「終わらないでほしいなぁ」と願ってしまうんです。
第6番の美しさも必聴です。
(2006.12.03記)

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