バックス:春の火/ディーリアス:春の牧歌/春の訪れ/ブリッジ:狂詩曲「春の訪れ」(ハレ管/エルダー)

ディーリアスを聞いてみようと思って選んだCDですが、一曲目のアーノルド・バックス「春の火」にはまりました。多分、ホルンの使われ方がとっても好みだったからだと思います。綺麗さも、勇ましさもどちらも楽しめました。
作曲家のアーノルド・バックスという方の名前は初めて聞きました。
ヴォーン・ウィリアムズやウォルトンと同じ時代、エルガーの跡継ぎ的存在と評判だったということなので、好みど真ん中でしょう。
その後の、ディーリアスの曲もとても美しかったです。もう一人の聞いたことのないブリッジの狂詩曲「春の訪れ」もすごくいい曲でした。ディーリアスとブリッジも同じような時代の方でした。
全曲にわたって、美しい部分と全体の盛り上がりが、全然破綻なく展開されていて、指揮者と演奏者も良かったのかなぁと思います。

「春の訪れ」のフィナーレなんて、金管がやらかしたらやらかした演奏になりそうなのに、すごく上手にバランスが取れていたような気がします。そして、なんとなく「春の訪れ」は吹奏楽曲で編曲があったらすごくはまりそうだなぁと思いました。というか、あの金管をやってみたいかな・・・。

アーノルド・バックス:春の火
フレデリック・ディーリアス:春の牧歌
フレデリック・ディーリアス:北国のスケッチ – 第4番 春の訪れ
フランク・ブリッジ:狂詩曲「春の訪れ」
ハレ管弦楽団 – Hallé Orchestra
マーク・エルダー – Mark Elder (指揮)

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