「のだめカンタービレ」の11巻。のだめがアミラーゼ(違う。アナリーゼ)でチンプンカンプンだったのが、この交響曲第3番の第3楽章です。
交響曲第1番を聞いてから、ブラームスの他の交響曲に食指が沸かなかったのですが、この前「突発性他の交響曲聞きたい病」に なりまして、お金もないしTSUTAYAに借りにでも行こうかなぁと考えていて、随分前に借りてCDに焼くだけ焼いてたのを思い出しました。 そして、第2番と第3番を聞いてたんですけど、この第3番かなり聞き覚えがある曲でしたね。
そのなかでも第3楽章は、多分何かのBGMで流れたんだと思うんですけど、聞き覚えありましたね。
「のだめ」の11巻の中で「ブラームスにしては簡素で流暢でコンパクト」というような表記があります。 私的にも第2楽章を含めて「聞きやすい」感じがしました。
まさに第3楽章はドラマのBGMにも使えそうな雰囲気。なんか持っている重みに余裕がある分だけ、 他のメッセージ性との同居を許すようなイメージ。
だけど薄いわけではないです。私は第3楽章大好きです。少し前向きな光を含んだ別れのイメージです。 中ほどに出てくる弦の美しいメロディが少し涙を誘いますが。かなりロマンティックだと思いますね。
もちろん第1楽章も第4楽章も好きですよ。
第4楽章はカッコイイ響きが続いて、本当ブラームスのこういう部分好きだなぁとしみじみと思うのです。
(2005.5.8 記)
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