『のだめカンタービレ』8巻。ライジングスターオーケストラ(以下RSオケ)。くろきんがソリストの曲でございました・・・・・・。くろきん、好きですね。武士になってるってのがいいじゃないですか。うちの姉も「だめなものはだめなんだよ」というところが好きらしいです。
モーツァルトは、ほんと、あんまり聞かなかったんですけど。ベートーベン先生と同じく「聞かず嫌い」だったようです。いいっすね。あの明るさ! かつ、私、オーボエは結構好きなのですよ。
この曲は買ってからしばらくの間、車通勤のお供となっておりました。朝からモーツァルトを聞くとね、ちょっと元気が出ます。いや、なんか「朝」って感じの響きじゃないですか。特に1楽章からちゃんと聞くと、元気な気持ちになります。2楽章からとか、そういう中途半端なことはやっちゃいけないですけどね。(ちなみに、私の家から会社までの距離で流していてぴったりと終わるのは、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番です。駐車場で止めたときに演奏も終わったのはびっくりしましたヨ)
しかし、今までモーツァルトの曲は「独特の響き」だと思ってたんですけど、それって楽器編成が少ないからなんですねぇ。あと、曲の雰囲気と。私が思ってる「古典的な響き」ってのは楽器が少ない響きなのかもしれないな。この曲は「のだめ」でも35人編成って言ってますが、実際に楽器は弦とホルン2本とオーボエ2本らしいです。そういやーと漫画を読み返してみたんですけど、そうですね。他の楽器はいないです。
第1楽章は、弦楽器から始まって、オーボエへ繋がります。このオーボエが出てくる瞬間、なんかすっごくにんまりしてしまうんですよ。なんか、かわいいの。
トレモロと高い音が大好きです。私、トレモロ好きです。ホルンでもときどきやりますが、やっぱりオーボエのトレモロって綺麗で、そして、かわいい。高い音の伸ばしなんかは、なんか気持ちいいですね。高い音も下手すると「きー!」ってなるのかもしれないんですけど(まぁ、そこはプロだから・・・・・・)、心地よいです。
第2楽章はゆったり。優しい曲なんですけど、後半、切なくなってきます。同じようなメロディなのに、なんで最後の方は切ないのかな?
第3楽章はオーボエのメロディも、ちょこちょことしててかわいい最初の部分とか大好きです。何回目の繰り返しかなぁ。「タラララ」っていうのを2回吹くところがあるんです。そこが好きだな。
始終、あったかな気持ちになれる曲だなと思いました。やっぱりオーボエの音は気品あるけど、かわいい感じがして好きです。 (2004.8.29記)
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