最近のコンサート:N響 「夏」 2004より

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2004年7月23日, NHKホール 指揮/マーク・ストリンガー

グリンカ:『リュスランとリュドミラ』序曲
ムソルグスキー(編曲 リムスキー・コルサコフ):交響詩「はげ山の一夜」
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」からダッタン人の踊り
ボロディン:ノクターン
チャイコフスキー:スラブ行進曲
チャイコフスキー:組曲第1番から「小行進曲」

感想

今日はロシア曲特集!
グリンカ:『リュスランとリュドミラ』序曲
かっこいいです。繰り返される「タッタララータララララララララ!」(って、またわからんな。第1主題ってことになるのかな? よく出てくるメロディだから)弦楽器総出の部分はすごーくかっこよかった。テンポある曲ですね。序曲ってワクワクして好きです。

ムソルグスキー(編曲 リムスキー・コルサコフ):交響詩「はげ山の一夜」
これも有名ですよね。気味が悪いブリがかなり出されていて、いつ聞いても鳥肌が立ちます。木管楽器は大変そうですね、最初の方とか・・・・・・。
最初のほうはよく聞く気味の悪さですけど、途中とかはすっごいカッコイイんですねー! 最初の方に気をとられてしまって普段は気にもしないんですけど。
そして、美しいんですね。フルートのソロ・・・・・・。怖さから始まり、勇ましさがあり、美しい安らぐようなメロディで終わる。物語のようですね。って、物語なのか。いつもは冒頭にばかり気が行ってしまうんでうすケド、こんな風に美しい終わり方するんだなぁと、ちょっと感心しました。

ボロディン:歌劇「イーゴリ公」からダッタン人の踊り
出たー! ボロディン! 「ダッタン人の踊り」は吹奏楽でもよくされる曲です。まともにやったことはないのですが、やってみたい!と常々思ってます。好きです。でも、ボロディンって化学者だったんですねぇ、意外。
吹奏楽と違って響きが優しいですね。普段吹奏楽でばかり聞いている曲を、あらためてオーケストラで聞くと、弦楽器の響きの深さ・美しさ・柔らかさというのを、ひしひしと感じます。
一番すきなのは、ティンパニと他の楽器が交互に演奏して、上から「ターララララ・・・・・・」と降りてくるところです。

ボロディン:ノクターン
綺麗な曲ですねぇ・・・・・・。ほんとーに綺麗な曲です。胸が締め付けられそうな切なさと、穏やかな気持ちになるヴァイオリンのメロディがたまりませんね。
本業は作曲者でなかったって本当ですか? なんか、初めて聞いた曲でしたが、とても好きになってしまいましたよ。生で聞いて、どっぷりと浸ってみたいです。いい曲に出会えたなぁ・・・・・・。

チャイコフスキー:スラブ行進曲
ふと思ったのですが、ロシアの曲ってのは吹奏楽に編曲されるの多いですね。「スラブ行進曲」もやったことありますし。ムソルグスキー・コルサコフの「展覧会の絵」もやりました。私がロシア曲好きなのも、そういうところなのかもしれません。というか、ロシア曲ってのは実にカッコイイ。吹奏楽によく似合うんでしょうね。なんだろ、金管のカッコヨサというのがあるのかもしれませんなぁ。
トランペットの奏でる勇ましくもあり悲しさもあるメロディ。あと、打楽器が演出する勇ましさ。ファンファーレ。木管や弦楽器が奏でるなだらかなメロディの裏にある、ちょっと遠慮したファンファーレみたいな刻み。
やっぱ吹奏楽受けするよなー。
イマサラですけど、この曲ってチャイコフスキーなんですね・・・・・・。いや、なんか「1819年序曲」がチャイコフスキーだからと考えるとわからないでもないですけど、最近、「悲愴」とか「第5番」とか聞いてたからさ。派手だなーと思って。弦楽器よりトランペットやトロンボーンのほうがずっとずっと目立つ曲だから、そんな風に聞こえたのかな?
途中で指揮者が指揮棒を落としましたよ。手だけでやってました・・・・・・そんなハプニングもあるんですね。

チャイコフスキー:小行進曲
わいい! くるみ割り人形みたい。フルートとかピッコロがすっごくかわいいですね。

やっぱり、ロシア音楽は最高です。チャイコフスキーもボロディンもリムスキー・コルサコフもムソルグスキーも大好きですねー!

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