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ベートーベン:ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15から 第3楽章
(2004年12月8日/【ピアノ】ピエール・ロラン・エマール 【指揮】シャルル・デュトワ)
イベール:フルート協奏曲から 第1楽章
(2004年11月3日/【フルート】エマニュエル・パユ 【指揮】ウォルフガング・サヴァリッシュ)
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54から 第3楽章
(2004年10月15日/【ピアノ】エレーヌ・グリモー 【指揮】ウラディーミル・アシュケナージ)
ブリテン:バイオリン協奏曲から 第1楽章
(————/【ヴァイオリン】フランク・ペーター・ツィンマーマン 【指揮】ウォルフガング・サヴァリッシュ)
ベートーベン:バイオリン協奏曲 ニ長調 作品61から 第3楽章
(2004年12月18日/【ヴァイオリン】セルゲイ・ハチャトゥリヤン 【指揮】ルドルフ・バルシャイ)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 変ロ短調 作品23から 第3楽章
(2004年12月3日/【ピアノ】上原 彩子 【指揮】シャルル・デュトワ)
感想
今日は、ソリストベスト10ってことで、盛りだくさんでした。全部感想を書くと力尽きそうだなぁ。
ベートーベン:ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15から 第3楽章
ベートーヴェンに偏見持ちすぎか? と反省した一品。どうしてこんなに明るいと、「ベートーヴェン?」って思っちゃうんだろうなぁ。でも、最後の最後で「ああ、ベートーヴェンだな」って確信しました。
イベール:フルート協奏曲から 第1楽章
良い。曲もものすごいカッコイイ。そして、フルート奏者もカッコイイ。フルート協奏曲をちゃんと聞くのも初めてだけど、フルートを聴いてワクワクしたのも初めてだわ。
エマニュエル・パユさんの演奏は、演奏自体もすごくかっこよくていいんだけど、その容姿もかっこいいんだなぁ。なんか、私的王子様域に入る人だなぁ。
ジャン(『のだめカンタービレ』より)が年をとったらきっとこんな感じになるんだろうなぁとかそういう妄想も入り込みつつだけど、とても楽しめました。いや、もちろん曲も音も演奏もお気に入りです。ちょっと探してみようかな、CD。
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54から 第3楽章
指が細い! そして、長い! と思いました。ピアニストさんをみて、そんな印象を強烈に持ったのはこれが初めてかもしれません。
ブリテン:バイオリン協奏曲から 第1楽章
ツィンマーマン、いいですねー!! のっけの高音でやられました。そのまま気持ちよく引っ張られましたねぇ。初めて聞く曲だったのに、全然退屈しない。その音の美しさ(特に高音)に「いつまでも聞いていたい」状態になりました。
2004年5月9日のN響アワーでも、ツィンマーマンさんが取り上げられていて、その感想を書いているのですけど、やっぱり「高音がいい」とか書いてます。うーん、ちょっと今回ので再度はまりました。好きです。
ベートーベン:バイオリン協奏曲 ニ長調 作品61から 第3楽章
なんかね、まともに聞いていられませんでした。笑えて笑えて。うーん。ちょっとね、セルゲイさんの眉とね、口をね、見てるとね、もう・・・・・・。なんか虜になってしまって・・・・・・。でも流石に重音のところは気持ちよかったですけどね。でも、どうしても顔とか表情とかを追ってしまうんだなぁ・・・・・・。ダメダー。
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 変ロ短調 作品23から 第3楽章
2002年のチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門において、日本人として初、そしてコンクール史上女性として第1位を獲得した上原さんの演奏でした。
こんなに早くてエネルギッシュで押せ押せ!!な、ピアノ協奏曲第1番第3楽章、初めてかもしれない。なんか、そのパワフルさに押されてN響もとてもパワフルだったような気もします。
いやー、荒くて、時々「うーん・・・・・・」って渋くなっちゃうけど、とにかく強い。会場で聞いていたらいろんなパワーを受けただろうなぁと、ちょっと羨ましくなるような演奏でしたね。
順位
第1位
上原彩子(Pf)
第2位
セルゲイ・ハチャトウリヤン(Vn)
第3位
フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)
第4位
エレーヌ・グリモー(Pf)
第5位
エマニュエル・パユ(Fl)
第6位
パトリツィア・コパチンスカヤ(Vn)
第7位
ピエール・ロラン・エマール(Pf)
第8位
トーマス・ツェートマイヤー(Vn)
ネルソン・ゲルナー(Pf)
第10位
ルノー・カプソン(Vn)
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