【N響アワー】 假屋崎省吾

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無限の美を愛する男 假屋崎省吾

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30から第1楽章
   (2002-06-13 指揮:シャルル・デュトワ ピアノ:ランラン)

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11から第2楽章
   (1997-8-19 指揮:ローレンス・フォスター ピアノ:児玉 桃)

シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 作品43から第4楽章
   (2003-2-21 指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット)

感想

假屋崎省吾さん、よくしゃべるなぁ。よく噛まないなぁ。
あんまり好きじゃないって思ってたけど、とっても面白い人だなぁと思いました。
綺麗で花のパワーいっぱいのスタジオでした。

老後のボケ防止にピアノ。うん、私もそうしようかな(笑)

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30から第1楽章
假屋崎さん、ラン・ランさんの大ファンらしいです。
私も前にラン・ランさんのチャイコフスキーの協奏曲を聞きました。
ステージの反対方向で聞いたからか、ちょっと物足りなかったなぁ・・・・・・。

しっとりとした始まりですね。もう少しテンポアップした第3番しか聞いたことないです。
情感たっぷりというピアノだなぁと思いました。
その分、どしーっと来ますね。嫌いじゃないです。とてもロマンティック。
そして、鳥肌が。熱のこもった盛り上がり部分。
ラン・ランさんの表情とか弾き方とか見てると、なんか表現に誠実というか、一生懸命というか・・・・・・。
『全身全霊込めました』って感じですね。白熱していく音と空気に、全て巻き込まれてしまいました。
あれが、演出なら、ある意味すごいと思うけど・・・・・・・。ラン・ランさんの表情だけで物語が語られてるような感じで、かなり興味深いなぁ。
あんなに情熱的に弾く人、あんまりいないと思います。ああ、熱っぽい。

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11から第2楽章
零れ落ちるようなピアノの音に、とても優しい気持ちになりました。
ショパンの協奏曲の中でも、第1番はCDも持ってるしよく聞いてるはずなんですが、第2楽章ってこんなに綺麗な曲だったかなぁ?とか思っちゃいました。
ピアノの音がとてもキラキラしてるように感じました。
最後は水の流れのよう。ため息。

シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 作品43から第4楽章
なんか、踊っているような第4楽章ですね。この曲を聞いていて、こんな風に感じたのは始めてかも。
私的には雄大なイメージがあるので、雄大よりかはきらめいた優美さを感じます。
ほんまに、違う曲に聞こえます。ちょっとコマゴマチョコチョコした感じ。あれ?
しかし、盛り上がりは美しいなぁ。まぁ、やっぱりもう少し雄大なほうが、私は好みです。
最後のクライマックスの金管の伸びは気持ちよかったですよ。

今日の池辺先生

「個展には古典を」
 假屋崎さんが大肯定しちゃって、ギャグになり損ねた感じが(笑)

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