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ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」 から 「いけにえの踊り」
(2006年9月13日 【指揮】外山 雄三)
プロコフィエフ:スキタイ組曲「アラとロリー」 から「邪教の神、そして悪の精の踊り」
(1990年9月12日 【指揮】外山 雄三)
プロコフィエフ:古典交響曲 作品25
(2007年1月12日 【指揮】シャルル・デュトワ)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「カルタ遊び」
(2001年10月18日 【指揮】ウォルフガング・サヴァリッシュ)
感想
プロコフィエフ:古典交響曲 作品25
池辺先生の説明では、
第3楽章のガボットは交響曲としてはないことで、それが珍しくあそびごころが溢れているんだそうです。
この曲、結構好きです。
短くて、結構気楽に聞ける長さですしね。現代音楽といいつつも古典的な曲を作ったのがオシャレ、という風に解説には書いてあったけど、本当、こういう音楽を今でも作る人はいらっしゃらないのでしょうか。
最近の人が作曲すると、なんか、よくわからない抽象的な曲が多くて。
映画音楽やアニメの音楽の方が、結構分かりやすくて好きなんですよね。
というか、映画音楽だからとかアニメ音楽だからとか、枠にはめて考えなければいいだけの話か。
でも、だからといってNHK交響楽団がファイナルファンタジーの曲をやったりはしないよね(^-^;)
第3楽章は舞踏会のようですね。ワルツではないけど。
第1楽章と第4楽章はなんとも言えない疾走感が爽やかで気持ちがいいです。
だけど、第4楽章はもっと刻みが細かく、くっきりクリアなほうが好みかもしれません。もっとワクワクできそうです。
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「カルタ遊び」
「カルタ遊び」というのは、ポーカーのことらしいです。
ストラヴィンスキーはポーカーがダイスキで、それをバレエにまでしてしまったとか。
池辺先生曰く、「サヴァリッシュがこの曲を取り上げるのは、面白い」とのことです。
なんだか、どの筋を捕えたらいいのかわからないんだけど、ときどきキラキラしている響きに出会うと、ちょっと胸ときめく感じの曲です。
ストラヴィンスキーの音楽って、なんか、どっか魔法みたいな感じがしますね。
「あ、魔法みたいにキラキラ」と思う作曲家さんは、今のところラヴェルとストラヴィンスキーです。
なんか、この曲を聞いているとラヴェルの「ラ・ヴァルス」を聞いていたときと同じような気持ちになるんです。
不思議。
まぁ、でも、なんというか。
どのあたりがポーカーなのかは、私にはわかりませんでした(^-^)。
真剣だったり、妙に緊迫感あったり、でも、ときどき急に気だるくなったりするところでしょうか。
ときどき現れる不協和音に、どきっとさせられる感じが結構好きです。
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