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ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15 から 第1楽章
(2006年10月14日【ピアノ】エレーヌ・グリモー 【指揮】ウラディーミル・アシュケナージ)
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68 から 第1楽章, 第4楽章
(2007年9月29日【指揮】モーシェ・アツモン)
感想
ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15 から 第1楽章
ピアニストのエレーヌ・グリモーは、1969年生まれのフランスのピアニスト。Wikipediaのページを見ていると、非常に興味深いピアニストさんだなぁと思いますが、正しい情報なんでしょうか。動物学で狼の生態を研究しながら、その養育を続けているって・・・・・・。かっこよすぎる。
ピアノを弾く姿が非常に強い美しさのある人だと思いました。
女性らしさを越えて、なんだか「かっこよい」。凛としている。
そして、上手く説明は出来ないのですが、非常に惹かれます。
聞いていて「孤高」という言葉が浮かびました。何故だろう。
ちょっと気になるピアニストさんです。メモメモ。
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68 から 第1楽章, 第4楽章
指揮者のモーシェ・アツモンは名古屋フィルハーモニーの名誉指揮者。
オーケストラだけでなく、オペラにも定評がある方だそうです。
あ、この公演ってモーシェ・アツモンさんは最初に予定されていた指揮者のピンチ・ヒッターだったみたいですね。
最初に予定してた方ってどなたなんでしょう・・・・・・。
さて、ドロドロなぐらいに重い1楽章が好きな私にとっては、軽めの第1楽章。
そんなに弾まなくても縲怩ニか、なんでそこを妙に強調さす!とか思いながら聞くと、結構面白いもんですね。
しかし、やっぱりなんか物足りない。多分、「暗さ」が足りない(笑)。まぁ、そこは好みの問題なんでしょう・・・・・・。
第4楽章はちょっと新鮮でした。
とても柔らかく、優しく滑り出して、それがだんだん歓びの表情を含んでいくというような流れ。
ときどきやってくる、ものすごく優しい時間に、ちょっとはまってしまった。
でも、ふと思った。
「のだめ」を読んでから、ホルンのメロディは「夢見る」ものだと思っていて、
ただその「夢見るホルン」を聴きたくてたくさんの第1番を聞いてきたけど、
本当は違うのかもしれないなぁと。
他の楽器の奏でる音に夢を見そうになると、ホルンが引き戻してくれるんだ。
まるで、現実に繋ぎとめる楔のように。
最後はもう少しぴったりだったらなぁ。
途中まで気持ちよく盛り上がってたのに、ペットが突き抜けすぎてたりティンパニのタイミングがちょっと早かったり・・・・・・。
あの最後の最後のティンパニは・・・・・・あああ、残念。
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