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ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
サン・サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 作品78
(2008年4月16日 【指揮】エマニュエル・ヴィヨーム)
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミーラ」 序曲
(2008年4月5日 【指揮】 準・メルクル )
感想
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
普段は、不思議な曲だなぁぐらいにしか思わないのですけど、今日は何かがゆっくりと開いていくイメージが頭に浮かびました。
高原の朝、少し暖かくなったころ、そよ風、ゆれるレースの白いカーテン。そんなイメージ(^^)。
しかし、フルートがすごくいいです!!
やっぱりあの方(名前が未だにわかりません!よくお見かけするのに!好きなのに!)のフルートにはピクリと反応してしまいます。木のフルートだからでしょうか、すごく気持ちがふわりと包み込まれる感じがします。
全体的にとても柔らかな音で、ずっと気持ちよく聞くことができました。こんなに素敵な曲なんだなぁ・・・・・・。
サン・サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 作品78
実はかなり好きな曲で、いろんな演奏者・指揮者で聞いてみたりしています。また、別途紹介したいな
さて、本日の演奏・・・・・・。
第1楽章の冒頭はハラハラするんですけど、オルガンが登場したあたりからのじっくりたっぷりのところは、本当にたっぷりと聞かせてもらえて、ものすごく気持ちがよかったです。
第2楽章は最初の入りからしばらくは、ちょっとハラハラしてしまいました。
なんか、急ぎすぎで無理にあわせようとしているというような印象が少しありました。そのぎりぎりのあたりを楽しむってことなのかなぁと思いつつも、もう一度冒頭とおなじように繰り返されたときは、その焦りはきえていて安心して聞けました。
そこからはとてもかっこよかったですね。第2楽章のこういう「タタタ」というくり返し、ある程度余裕を持って聞ける方が私は好きです。
そのくり返しが終わって、金管が出張ってくる(出張ってくるって失礼かな)あたりいいですね。ホルンのあの少し余裕のある深い音大好きです。
そして、コントラバスの予告から、あのオルガンの「ジャーン」に繋がります。世界がぱーっと広がる感じは、どんな演奏を聴いても鳥肌が立ちます。
そこからは、迫力ある演奏で、とてもよかったー! 最後の加速とか・・・・・・。金管の音はちょっと気になっちゃったけど・・・・・・。でも、熱演ですね!!
グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミーラ」 序曲
この曲も、本当華やかでいいですよね。ニヤニヤしてしまいます。
これがコンサートで冒頭に来ると、「よっしゃー」という気持ちになるのは何故でしょう・・・・・・。
やりすぎな派手さよりも、これぐらいの落ち着きが多少あったほうが、気持ちに余裕を持って聞ける気がします。
いつも、ドキドキに追い立てられてるような演奏ばかり聴いてるので(^^)。
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