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交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」 ( チャイコフスキー作曲 ) [ 収録: 2009年1月21日, サントリーホール ]
指 揮 : ドミートリ・キタエンコ
感想
とてもいい演奏だったと思います。
私にとってとてもツボでした。
第1楽章からぐっと引き込まれて、「あ、これは来るなぁ・・・・・・」と思ってたんですけどね。
2楽章や3楽章も、普通に気持ちよく聞いて、
で、第4楽章で、やっぱり「来ました」。
もう感情にじんわりじんわり来てしまい、後半の弦の熱の篭った演奏と、その合間に柔らかく降るホルンの音とか聞いてると、もう涙がこぼれて来ました。
金管も、特にトロンボーンがとても丁寧な演奏をしていたように思います。
集中と緊張の中で、本当に弦が熱っぽくて悲しくて。
涙がこぼれて仕方がありませんでした。これ、生で聞くとどうなってただろう?
こんなに聞きなれた交響曲、そうそうないのに・・・・・・。
なんで、今回の演奏は気持ちに響いてしまったんだろう。
奏者って弾きながら泣けたりしないのかな・・・・・・。
キタエンコ氏はわざとらしく煽ったりはしていないって言っておられたけど、それでもものすごく心を揺さぶってくれる演奏でした。
ああ、ベルティーニ指揮のマーラー交響曲3番の第6楽章をN響アワーで聞いて以来です。こんなにツボったのは。
もう一度聞きたい。
と思ったら、
2009年 2月20日(金) 10:00 縲鰀 11:51 BSでやりますねっ!
忘れないようにとっておかねば!!
今日の池辺先生
ドミートリ・キタエンコさんが、優しい人柄だということに触れて
「名前はキタ(北)エンコで寒そうですけどね」
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