リヒャルト・シュトラウス:交響詩「死と変容」

Richard Georg Strauss:Tod und Verklärung(1889)

この曲について語られたことばたち

(ヘルベルト・ブロムシュテット氏インタビューより)
『死と変容』は私が最も好きなシュトラウス作品の一つ。
大編成のオーケストラを巧みに使い、見事なまでにまとめあげている。
特に終盤、壮大なクライマックスに上り詰めた後に訪れる静かさ。
100人もの楽員が消え入るような音を鳴らすことがどんなにすごいことなのか。
大きく鳴らすことは簡単です。100人もいるのですから。
ピアニシモはフォルテシモよりもずっと大変。
そのことを聴衆にわかっていただければと思う。

クラシック音楽館 2020年2月9日(日)放送

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