【N響アワー】 北欧音楽の魅力

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シベリウス:交響詩“フィンランディア”作品26
   (2006/04/19 【指揮】シャルル・デュトワ)

グリーグ:“ペール・ギュント”組曲 第2番 作品55
   (1997/04/05 【指揮】広上 淳一)

スウェーデン民謡:輪になって歩く乙女たち
   (2001/12/05 【合唱】スウェーデン放送合唱団)

ラウタヴァーラ:“ブック・オブ・ビジョンズ”から 第4曲“運命の物語”
   (2005/09/04(見間違いかもしれません) 【指揮】ウラディーミル・アシュケナージ)

シベリウス:組曲“カレリア”から“行進曲風に”」
   (2000/07/28【指揮】サカリ・オラモ)

感想

北欧音楽は、昔から大好きです。
特にシベリウスは、その名前を知らない頃から好きで、なんとなくクラシックをきいていたころから、好きな曲をあげると「シベリウス作曲だった」ということがよくありました。
だから、今日の特集は楽しみだったりv

シベリウス:交響詩“フィンランディア”作品26
最初はもっと、きゅっと締めた演奏の方が好みです。
芯から凍るような寒さの中で、響き渡る音のような余韻が欲しいと思いました。。
金管がバラバラしてるイメージで、しょっぱなでちょっと聞く気力がなくなってしまいました。
私がシベリウスのこの曲に求めている雰囲気とは違うのかもしれません。
さすがにあの盛り上がりの部分は、すごく良かったです。そこに到達したら安心できました。
でも、やっぱり金管のバランスが・・・・・・やりすぎだと思うってしまうんですよ。
すごーく、すごーくよい曲で、大好きなのですが。
この合唱バージョンって、結構泣けますよね。

グリーグ:“ペール・ギュント”組曲 第2番 作品55
音の雰囲気はこちらのほうが好きです。
広上さんの空気を作り出して丸め込むような指揮、結構好きです。
んで、やっぱり「ソルヴェイグの歌」は、始まると、はっとしてしまいます。
一気に世界が変わったような気がしました。
とても丁寧で、そして、哀しい歌です。

スウェーデン民謡:輪になって歩く乙女たち
スウェーデン放送合唱団って、このまえの第九で歌ってらした合唱団です。
少人数であれだけの声ってのはすごいなーと思ったけど、それだけで聞いてもとてもすばらしい。
ちょっと鳥肌ものです。
今回の映像は、演奏が終わったあとにアンコールがやまなくて、演奏者たちがみんなステージに戻った後に、また戻ってきて歌われた映像でした。
ちょっといい雰囲気。
終わったあとの、ああいう雰囲気ってなんともいえない暖かさがあって素敵ですね。

ラウタヴァーラ:“ブック・オブ・ビジョンズ”から 第4曲“運命の物語”
N響とあと2団体の共同委嘱楽曲らしいです。
始まってすぐに引き込まれました。わー。なんか好きな響き。
あ、そうか。RPGのBGMとかになりそうなかっこよくて、開いていくようなイメージがあるからでしょうか。

シベリウス:組曲“カレリア”から“行進曲風に”」 
フィンランドは60年度以降、音楽の勉強に力を入れているらしいです。だから、フィンランド出身の指揮者が沢山でてきているらしいです。
そういえば、サカリ・オラモってよく日本に来てくださってるみたいですし、ユッカ・ペッカ・サラステもよく聞きますね。

さて、演奏のほうですが、・・・・・・ああ、音が軽い。清冽。
聞いていて清清しいです。そう、私が思ってるシベリウスはこう!
ねっちょりじゃなくて、音に清冽さがなければ!!
でも、N響って金管・・・・・・あんまり上手じゃないんでしょうか?
今日の放送のトランペット、どれもなんかイマイチだったような気がします。
外したとかそういうことではなくて、なんか、しっくりこないというか・・・・・・。うーん。シベリウスに合わないというか。

今日の池辺先生

フィンランド出身の指揮者がどんどん出てくることに関して、
 「フィンランドの人は、『ヘルシンキ』ですが、指揮者は増える・・・・・・」

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