Wilhelm Richard Wagner:Tannhäuser(1845)
この曲について語られたことばたち
(ヘルベルト・ブロムシュテット氏インタビューより)
覚えやすいメロディが形を変え、何度も登場する。
(♪ターンティーン ターンティーン タタタ ターラーララー)
コラールのようです。
ローマへの巡礼を終えた修道士たちがドイツへの帰路に着く場面。そこで歌われるのがこのコラール。
クラリネット、ファゴット、ホルンが静かに奏でて始まり、最後はオーケストラ全体で演奏。
トロンボーンがユニゾンで高らかに響かせる。
楽器の先端を上に向け、まるで音で聴衆を包み込むかのようだ。
美女たちが歌う官能的なメロディとコラールの対比が面白いと思う。
コンサートの最後に持ってくることで、より楽しめるかも。
コメントを残す