
【とき】2005年10月29日 開演14:00
【ところ】兵庫県立芸術文化センター
【指揮】佐渡裕
【演奏】ソプラノ — マリア・コスタンツァ・ノチェンティーニ
メゾ・ソプラノ — 手嶋 眞佐子
テノール — ポール・ライオン ※独唱者が変更になりました。
バリトン — キュウ=ウォン・ハン
合唱 — 神戸市混声合唱団・オープニング記念第9合唱団
【曲】ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱付」 op.125
兵庫県立文化芸術センターが10月22日にオープンし、そのオープニングコンサートで第九をしているので、今日、行って来ました!
半年前にチケットを買って、楽しみにしてました。
姉と言ったのですが、コンサートホールはとても綺麗でしたよー。内部は深い色をした木作りで、優しい印象を受けました。
西宮北口駅から徒歩2分とありましたが、2分どころか、駅と連絡橋でつながっていました。すごいなー。
演奏は兵庫芸術文化センター管弦楽団。県下で始めてのプロオーケストラなんじゃないかなぁ。
募集要項が35歳以下というフレッシュな楽団。
名称募集していたけど、そのときには愛称は決まってなかったけど、「PAC」だそうです。「パック」。かわいいな。
ホールについて、チケットをちぎってもらったすぐ右に人だかりが。
何だー?と思ったら、そこには佐渡さんが!
ええっ、こんなに近くに生・佐渡さーん!?
どうも、なんか挨拶に出てこられてたみたいで、チョット前まで一緒に写真撮影なんか出来たみたいでした。
私がついてすぐに「お時間デース」で終わっちゃったんですが、目の前を通りましたよ!
思ったよりも大柄で、思ったよりもやせておられました。
テレビは太って見えるのかねぇ。
さてさて、肝心の演奏ですが。
・・・・・・うーん。今後に期待って感じですかね。
おもしろかったのですが、なんか、こう・・・・・・手放しで「ブラボー」といえる感銘が受けれず。
というのが、結構「大雑把」な感じがしました。
私は、勢いでもっていくよりも緻密な音の構成の上で奏でられる盛り上がりが好きだからなのかもしれませんが。
佐渡さんの印象が、おおらかでダイナミックで・・・・・・という感じがあるので、よくも悪くもそんな雰囲気。
まだ、生まれて間もない楽団だからってのもあるんだと思うんですよね。
なんか、バラバラっていうか。もごもごというか。
空白に音が残ってしまってる人がいたり、
がんばってるのは分かるんだけど、特定の楽器が大きすぎて気分をそがれたりってのがあったなー。
(ピッコロとオーボエががんばりすぎ)
ホルンは、1番よりも4番の方が音がいいなーと思ったり。
フルートがイマイチだなーと思ったり。
ヴァイオリンの音にもっと深さが欲しいなーと思ったり。
やっぱり若いからかな。
独りよがりな意見かなと思ってたけど、やっぱり例の如く、姉と意見が重なったので、そうだったのかなぁと思います。
けど、楽団の雰囲気とかは好きなので、今後に期待。
今回は合唱付きだったので。今度は楽団だけの演奏を楽しみにします。
年に8回ぐらいの定期演奏会があるみたいですし。
あと、再来年の1月には「ジャナンドレア・ノセダ」が振るらしいので! これは是非行かねば!と思っております。
ホール的にはどうなんだろう?
京都コンサートホールよりは響かず(あれは、もしかして響きすぎなのだろうか? 好きだけど)、神戸こくさいホールよりは響く感じがしました。
最初は「届いてこないなー」と思ったけど、2楽章あたりから、「ああ、来てる来てる」と思ったので、慣れですかね?
うん。また、行きたいかな。定期演奏会に是非足を運びたいと思います。
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