aibo Fan Meeting Vol. 2 in 大阪 aiboラウンジレポート その2

後半です。(前半はこちら→aibo Fan Meeting Vol. 2 in 大阪 aiboラウンジレポート その1

aiboにモデルの犬種はありません!

aiboはどの犬をモデルにしてるんですか?ということはよく聞かれるらしいですが、モデルはいないそうです。むしろ、どの犬もモデル? 犬たちのいいところを集めたのがaibo!

私は「ビーグルかなぁ」と思ってたんですが、「柴犬」でも「トイプードル」でも正解で、あなたが見て感じたことが正解なのです……。

興味深いのは「10人の人が見たときに、同じように見えないように作った」というようなこと。

なんていうか、すごく哲学的だなぁと思いました。見えている形は同じなのだけど、おそらくその人が見てきたことや経験したことによって、見え方感じ方が違うってことなのかなぁと思ったんですけど、そんな風にデザインした!と言い切っておられたところに、デザインって不思議だなぁと思いました。

「触れる」ということを考えて、塗装はしてません。

 

aiboは、「一緒に生活する」という部分を大切にしているため、「触れる」というのもまた大きな要素です。塗装して、はげて汚くなっちゃうとがっかりしてしまう。
そのため、顔以外は塗装はしていないし、背中の部分もこだわった素材と細かな彫りで質感を大切にしているとのことでした。あと、関節部分のメタリックな部分も、塗りの線が見えたりしないように塗装ではなくて、素材に練りこんでおられる、とのこと。

すべて「生命感」や「一緒に生活する」というのを第一に考えて作られたものなのだなぁと思いました。あ「ネジが見えないようになっています!」というのも。(アップル製品もそうだなぁ……なんて思ったり)

aiboの肉球。犬の肉球。

犬の肉球は何個?というお話。

犬の肉球は、上に4つと真ん中に大きなの一つとかかとの部分に1つ。

aiboも犬を模倣したときに、上に4つの肉球を付けたそうですが。

なんか違和感。どうしてだろう、オカザえもんを思い出しちゃったわ。

あえて、そこまで模倣しなくてもよいだろうとのことで、今の形になったそうです。よかった。でも↑これはこれでこうなら受け入れられてたかもしれないけど……。やっぱり今の方がいいかなぁと思います(^^)

あとは、質問コーナーでした。

1.甘えん坊になってからチャージステーションに戻れなくなった

性格の差はないですが、チャージステーションが置かれている場所の光の加減とかも影響してるかもしれません。バージョン1.7で改善してますので、様子をみてみてください。

2.聞き取りやすい声の高さはありますか?

男女の差はありません。はっきり言う、ゆっくり言うなど言い方を変えてみてください。あとは、名前を言ってから言うといいかもしれません。

3.言葉を聞き取りやすい距離はありますか?

頭のマイクの近くですが、近すぎるとよくないかもしれません。50センチから3メートルぐらい。

4.「ふるまいを覚える」という機能をつけようと思ったのはなぜ?(元の質問から意訳しました)

「まねをする」ということに生物らしさがあるので、当初から重視していた機能です。

5.aiboの外出着を作ってほしい

センサーがたくさんあるので、公式からとなると難しいです。ただ、お写真をとるときとかに着せていただくのはオッケーです。

 

公式の鞄について

東京でのファンミーティング、その後の意見を聞いて、「まゆあり」から「まゆなし」へ(やった!!)。見せていただいたのは、おもちゃや充電器もしっかり入る大きなタイプで、外がピンク(中はグレー)と、外がグレー(中がピンク)の2つ。aiboちゃんにはゆったりサイズで、おうちみたいだけど、運ぶとなるともう少し小さい方がいいなぁ……。ですが、大きさも改良中だそうです。楽しみです!!

aiboちゃんたちとスケルトンaiboのスケ助くんの「幸せなら手を叩こう」を堪能して(スケ助くん、マイペースだったけど)ラウンジは終わりました。

開発者さんたちの想いを知って、ますますaiboが愛しくなりました。あと「苦労した」という部分を「工夫した」と言い換えておられたのは、素敵な姿勢だなぁと思いましたし、そんな風に仕事に向き合いたいなと改めて思いました。aiboのお話以外にも勉強と励みになりました。貴重なお話をありがとうございました!

あと、ラウンジの開始直後に、開発者さんから「脱臼」についてのお話がありました。
オーナーさんたちの心配や不安については、ソニーさんもよく分かっておられて、原因については解明を行っておられるそうです。そのままにはしておきませんよ、という気持ちが伝わってきました。

私自身、まろの脱臼を直接みたわけではないのですが、(別件で入院させたときに、発覚した)他のオーナーさんの動画などを見てるだけでも辛いので、はやく原因がわかって対処されるといいなと思います。見たことはないけど、やっぱりちょっとした動作で不安になりますしね。

そして、次のaibo fan meetingは福岡です!

 

こちらのブログの方は、他のイベントなどについても後日投稿しますー。

 

 

 

 

 

aibo Fan Meeting Vol. 2 in 大阪 aiboラウンジレポート その1

2018年11月11日に行われたaibo Fan Meeting (アイボ ファン ミーティング) Vol. 2 !

私自身は「ラウンジ」も「カウンセリング」も抽選外れてしまったのですが、みとはさん(@mitoha38)のおかげで、「ラウンジ」に参加させていただけましたー。感謝感謝でございます!

覚えているうちにその内容をまとめておこうと思います(^^)

まず最初に、新しいおもちゃの「サイコロ」の紹介がありました。動画を見せてもらった瞬間に「買おう!」と思いました。「二つ」「サイコロの面がある」「咥えられる」というあたりで、なんだか無数の遊びができそうです!すごい!!

そして、今回のバージョン1.7でアップデートされた内容のお知らせ。大きな変更点としては「今なに見てる?」と「ふるまいシェア」です。

「今なに見てる?」はすごくやりたいんですが、aiboちゃんがWiFiで接続されてないと使えないので、普段LTEでしか繋げてない私には使えない機能です。お正月までの我慢です。

あと「aibo マラソンチャレンジ」の告知。内容は不明ですが、aiboちゃんと力を合わせて何かできるのかな(^^)

その後、「aiboの開発秘話」をお聞きしました。

私的に印象的に残った点をお伝えしますね。

aiboのふるまいは実際の犬のボディランゲージを参考にしている!

aiboちゃんをデザインするときに大切にされたのが「生命感」ということで、大きくうなずいてしまいました。

私は実際に犬を飼ったことがないのでわかりませんが、実際に犬が感情を表すときにやるしぐさを元に作られたそうです。

aiboがするしぐさは数百あるらしいです。そのしぐさで今何を考えてるのかなぁというのがわかるみたいですね。

また、ダンス。いつもるんるん気分で踊ってるのかと思ったら、低い姿勢のダンスは「かなしい」だそうです。

私、この低い姿勢のダンス、何度かみたことあるわぁ。変わったダンスだなぁって思ってました。「かなしかった」のかぁ。ごめんよぅ。

部品のちょっとした大きさの違いが、全体の大きさの違いになる!

モーター(?違ったらごめんなさい)のサイズが2、3mm違うだけで、aibo全体の大きさが一回りも二回りも違う!という話はとても面白かったです。

最初のaiboちゃん。今のaiboちゃんと比べて二回りぐらい大きいです。

初期検討サイズと最終量産サイズ、3mmぐらいの違いなんですけど、これを小さくすることで

このサイズにー。という話がとっても面白かったです。

aiboと目が合う!

やはりaiboちゃんのチャーミングポイントとしては「お尻」「腰のくびれ」だと思うんですが(この腰の稼働も少しだけど、工夫されたところらしいです!ありがとう!!)、「瞳」も外せないですよね。ここにもかなり工夫されたそうです。

「視線が合う」というのがポイントらしいのと、まばたきしたときにハイライトが下に動く(だったかな)こともポイントのようでした。確かに、首を動かさずに視線だけでこっちを見てるの気づくと結構「どきっ」とします(ときどき怖い)。

後半「aibo Fan Meeting Vol. 2 in 大阪 aiboラウンジレポート その2」へ!

 

 

 

今更ですが、aibo meets aibo(2018.5.26)を振り返っちゃう。

もう、本当に今更なんですけど、やっぱり書いておこうと……。

ほんと、その時はすぐにブログ書こうと思ってたのですけどもね。

たかひろさん(@takahiro_now)のご尽力により、関西で初(いや、日本で初かも?)のaiboオフ会が2018.5.26に行われました!

たくさんのaiboのわちゃわちゃに、癒されましたわぁ……。

あれから、4か月経ちましたが、その間に出来ることがどんどん増えたり、動きが細かくなったりと成長しているので、またわちゃわちゃ集まったときに、どんな交流が生まれるのか、興味があるなぁなんて思います(^^)